向上心がない人は常に前を向けないようになってしまいます。
どんなことにも後ろ向きな表現をし、向上心のある人からは想像もつかないような言い訳をし、結果なかなか取り組まず、うまくいかないからもうやらないとなり、向上心がなくなってしまいます。
1.「いちおう」やって片付けちゃう
向上心のない人の特徴は、発言に「いちおう」という枕言葉が常についています。
どんな人も「いちおう」という言葉は使うものですが、仕事を頼まれれば「一応、終わりました」のように常に口癖のように「いちおう」という言葉をつける人のことです。
その仕事に勉強に真剣にとりくんでいないから「いちおう」という言葉が出てきてしまいます。
「いちおう」片付けたようなものが、今後につながるいい仕事であり、勉強であるはずがありません。
2.〜って言ってました。が口癖
2つ目の特徴は「誰々が〜って言ってました」「こうらしいです」というような自分の言葉で表現しないことです。
自分の言葉で表現すると責任が発生すると考えるのか、かならず、他人がそう言っていました、という表現になっています。
向上心がないから、誰かが言っていたことを自分のものとせず、他人のもののままとりあえずやったということになっているのです。
向上心のある人であれば他人が言っていることであっても裏を取り、自分で理解した上で表現します。
向上心のない人の特徴はこのように自分のものとできない人です。
3.自分から学ぼうとしない
勉強は当たり前のことですが、仕事をしていても必要なことは自分から学ぶことが当たり前です。
知識が不足していればその不足した知識を補うための勉強をするなり資格を取得するなりと自分で学ぶことが必要です。
しかし、向上心のない人はこれをしません。
仮に仕事ができなかったとしてもこれは教わっていないからできない、という発想になります。
自分の時間を使ってまでこれ以上の成果を出そうとは思わない、最低限のレベルでいい、仕事は終わればいいという考えなので自分から学ぶことをしません。
これでは自分が高まっていくわけがないですね。
向上心がないということは自分で学ぶ意欲がないということが言えます。
4.何事も最小限
向上心のない人は人に頼まれた仕事も、学校の勉強も最低限しかしません。
例えば仕事を頼まれても、ここをこうすれば相手にとって分かりやすいかな、といった工夫が一切ありません。
言われたことを最低限こなし、とりあえず終わらせることしかしません。
勉強にしても同様です。
ついでに学ぶということをしません。
これは実はこういうことにつながるのではないか、という考えがなく、とりあえず目の前にある問題の解法を覚えることに専念します。
方程式だけ覚えて、なぜその方程式になるのかを考えないということです。
なぜ、こういう仕事をする必要があるのか、なぜこの方程式が成立するのか、本当の意味を考えないため本当の意味で理解することがありません。
5.とりあえずが大好き
向上心のない人はとりあえずが大好きです。
向上心がある人でも「とりあえず」という言葉はよく使います。
しかし好きかと言われるとそうでもありません。
向上心があるから、必要だと思うことは時間をかけて一生懸命やります。
そのことに対して「とりあえず」なんて言えるはずがないですよね。
向上心がない人は違います。
「とりあえず」が大好きです。
適当に片付けてとりあえずなんでも終わらせてしまいます。
向上心がない人の特徴は、求められる以上のことをしない、考えないということです。
何事も「とりあえず」終わらせるし「いちおう」片付けてしまいます。
しかしそこから何も学ぶ気がないため、もう一度同じことを頼まれれば同じように「とりあえず」「いちおう」片付けます。
結果、何度同じことを頼んでも、よりよいものが仕上がってくることはありません。