見識が狭い人の特徴7個

最終更新日:2017年4月26日

見識が狭い人とは、物事を的確に判断して本質を見極めることができない人を指し示します。

簡単に表すと視野が狭い人とも言えます。

では、見識が狭い人にはどんな特徴があるのでしょうか。

代表的な特徴を7つご紹介します。

1.他人の意見を受け入れない

まず挙げられる特徴は、他人の意見を受け入れない点です。

自分の考え方だけで物事を判断するため、行動や考え方が偏っている傾向があります。

例を挙げると、一つの作業を行う上で、手際の良い他人の行動を受け入れて真似しないがために、

一人作業が遅れてしまう人が見識が狭い人となるわけです。

結果が見えた時に、自分が間違っていた、と初めて気が付くタイプといえます。

2.自分が一番だと思っている

見識が狭い人は、自分が一番だと思っています。

他人の方が正しいと認められないのも特徴となります。

自意識が過剰でプライドも高い人が多いです。

考え方は、100人いれば100通りの考え方があります。

この人の考え方がいつも正しいわけはないのです。

しかし、見識が狭い人は、自分がいつも正しくて一番だと思い込むあまり、周りを見ることができません。

他人を認めることができないので、仕事上でも出世しにくい傾向があります。

3.先を見ることができない

見識が狭い人は、周りが見えません。

そのため、目先のことしか追うことができません。

今が良ければそれでいい、と思う人が当てはまります。

今我慢して頑張れば、明後日には仕事が片付いて気持ち的にもストレスから解放される、

と思って取り組むことができません。

今楽しみたいから仕事を後回しにして、後々後悔するタイプも見識が狭い人となります。

仕事においても、戦略を立てることができないので、周りの人にいつも先を越されてしまいます。

窓際族になりやすいタイプともいえます。

4.向上思考でない

見識が狭い人は、先が見れない分新たなチャレンジができない傾向があります。

チャレンジをする前から、きっとできないだろう、きっと大変だろうなどと決めつけてしまうために、

失敗を恐れてチャレンジしないのです。

よって、向上心がない人も見識が狭い人の特徴となります。

自分の世界を自分で狭めてしまうため、新たな出会いや発見も少ないのです。

5.理想ばかり述べる

自分が一番と思い込む特徴が見られる見識が狭い人は、こうあるべきと理想ばかりを並べる傾向があります。

理想を持つことは素晴らしい行為です。

理想があるから向上できます。

しかし、見識が狭い人は向上心がないので、ただただ理想を述べて終わってしまいます。

努力しなければ理想は実現できません。

小さな理想をコツコツ積み上げて、人間は成長していきます。

残念ながら、見識が狭い人は周りの人から、口先だけの人と思われてしまっても仕方がありません。

6.色々な角度から物事が見れない

見識が狭い人は、目先のことしか見れない傾向があるので、もちろん色々な角度から物事を見ることができません。

要するに、失敗や成功を考えつつ、良い方向を見出すことができません。

偏った考え方になりがちな特徴も、色々な角度から物事が見れないために起こってしまいます。

また、不測の事態が発生した際の回避策を考える応用力も低いといえます。

色々な角度から見れないがために、失敗から乗り越える力も弱いのです。

7.決めつけが多い

理想を並べがちな傾向があるので、こうあるべき、と決めつけが多いのも特徴の一つです。

彼女や彼氏との関係はこうでなければならない、仕事のやり方はこうあるべき、

親との付き合い方や子育てはこうでなければならない、などと決めつけてしまいます。

頭が硬いと言われる人がこの特徴に当てはまります。

また、日本古風な考え方は素晴らしいです。

しかし、日々新たなスタイルが生まれています。

考えや行動を頑固に貫く傾向にあるため、扱いにくい人、時代遅れな人、と思われても仕方ありません。

見識が狭い人の特徴を7つ紹介しました。

自分の意見を貫く傾向が強いのは良いことです。

しかし、7つの特徴に当てはまる人は注意が必要です。

自分の世界を自分で狭めているかもしれません。

見識が狭くなると、考え方や行動が孤立化してしまいます。

人生において、挑戦や応用は全て自分のためになることです。

ぜひこの機会に自分を見つめ直してみましょう。

視野が広がり、明るく楽しい日々が待っています。