イライラを抑える方法5個

最終更新日:2016年8月28日

その頻度は人によって違いますが、人間誰しも、イライラすることはあるものです。

仕事中、勉強中、あるいは車の渋滞などの日常的な出来事や人間関係でイライラした時、

それを上手に抑える方法について、簡単にできるものをご紹介しましょう。

1.手指のツボを刺激する

イライラなどの良くない感情が起きた時、それを軽減したり解消したりするために有効なのは「ツボ押し」です。

人間には体中に「ツボ」があり、適切なツボを刺激することによって、良くない感情をコントロールすることができます。

イライラを押さえるツボには、手首の「神門(しんもん)」、手のひらの「労宮(ろうきゅう)」などがありますが、

正確な場所が分かりにくいかもしれません。

そこでオススメしたいのが「井穴(せいけつ)」というツボ。

これは手指の、爪の付け根の所にあります。

ですから、各指の爪の付け根の所を、もう一方の手の親指と人差し指で

横からつまむようにして押せば、簡単に刺激することができます。

親指から順番に各指を刺激していきましょう。

両手の指を刺激していくことで、イライラは収まっていくに違いありません。

2.好きな飲み物を飲む

何か飲み物を飲むのも、イライラ解消に効果のある方法です。

水を一杯飲むだけでも、気持ちは落ち着くものですが、出来れば、温かい飲み物を少し時間をかけて飲むといいでしょう。

仕事中であれば、小休憩を取って、お茶の時間を作るのがベストです。

お茶でもコーヒーでも、ハーブティでもOK。

大切なので、自分の好きな飲み物を選ぶということです。

「ハーブティがいいよ」と人から勧められても、それが口に合わなければ、気持ちを落ち着かせることはできません。

逆に、自分の好きなテイストの飲み物であれば、それがどんなものであれ、

気分を落ち着かせ、リフレッシュすることができます。

飲み物を飲むことで、時間的なインターバルを取ることができますが、

このインターバル自体も、イライラ軽減に効果があるのです

3.深呼吸をする

深呼吸によってイライラを抑えるという方法もあります。

「イライラを感じているけれど、仕事中でこの場を離れることができない」というケースもあるでしょう。

その場合は、その場で深呼吸してみましょう。

コツは、最初に息を吐ききること。

「吸って、吐く」のではなく、まず吐いてから吸うのです。

息を吐ききって、数秒止め、ゆっくり息を吸ってから、また、ゆっくり吐ききりましょう。

これを数回繰り返すだけで、気持ちはかなり落ち着いてくるに違いありません。

その場から離れることが可能であれば、外へ出て深呼吸するとさらに効果的です。

4.意識して微笑を作る

自分の顔の表情をコントロールすることで、気持ちをコントロールするという方法も簡単に実践できます。

人間、イライラすると、どうしても険しい表情になってしまうもの。

そこで、意識してその険しい表情を、穏やかな表情に変えてみるのです。

「微笑」をイメージして、口角を上げ、目元を緩ませてみましょう。

鏡の前でやるのがベストですが、その場でただ、ニッコリ微笑むだけでもOK。

人間、顔の表情が緩むと、気持ちも自然に緩むものです。

5.できるだけ遠くを見る

その場の状況によっては、深呼吸をしたり、笑顔を作ったりできないこともあるでしょう。

そうしたケースでオススメしたい、もっとも簡単なイライラ軽減法があります。

それは「遠くを見る」という方法。

イライラすると、人間、どうしても視野が狭くなってしまいます。

そこで、できるだけ遠くを見ることで、気持ちを整えるのです。

例えば会社の会議中にイライラしたら、会議室の、自分からできるだけ遠いところに視線を移してみましょう。

窓の外を見るというのも効果的です。

とにかく、今自分がいる空間の中で、自分から一番遠いところを見るのです。

目に映る景色が変わることで、気持ちはかなり落ち着くことでしょう。

今回はイライラを抑える方法について、簡単にできるものを5種類、紹介しました。

最後に紹介したように、ただ遠くを見るだけでも、気持ちは変わってくるはずですし、

「遠くを見ながら、手指のツボを押す」というように、複数の方法を組み合わせるというやり方もオススメです。