生きる意味がわからない人の心理的特徴5個

最終更新日:2018年2月17日

みなさんは生きる意味がわからないと感じたことはありますか?生きる意味、生きる目標がはっきりしていれば人生は充実した楽しいものになり、多少の辛いことも乗り越えられますが、生きる意味がわからなくなってしまうと人生を見失ってしまい空しくなります。

ここでは生きる意味がわからない人の心理的特徴を紹介します。

1.生きる意味を限定している

生きる意味がわからない人の中には、自分の生きる意味はこれだ。

と限定して頑張っていたのにそれに躓いてしまった人や、人生とはこうあるべきという一般論に限定されてしまっている人がたくさんいます。

いい大学を出て、父親と同じように大企業に入るのが生きる意味だと信じて受験戦争を頑張ってきた人は、受験や就職に失敗したり、仕事で挫折すると生きる意味がわからなくなってしまいます。

それ以外でも30代までに結婚して子供を育てるのが生きる意味だと信じてきた人などもそれが叶わなそうになると生きる意味がわからなくなってしまいます。

生きる意味を限定して目標を持って頑張ることは大切ですが、人生に選択肢がいろいろあり生きる意味は一つではないことに気付くことができれば、生きる意味を再び見つけることができます。

2.データに捉われすぎている

生きる意味がわからない人は現代社会特有のデータや数値に捉われすぎてしまっている人がいます。

年収〇〇万、〇〇歳までに結婚、子供が〇人は勝ち組、通勤時間1時間以上は負け組などのデータや数値ではっきり人生の価値を決めてしまうと、達成できない人生は意味の無いものと勘違いしてしまい、生きる意味がわからなくなってしまいます。

生きる意味は人ぞれぞれで、自分の感じ方次第でデータに表れない達成感や幸福はいくらでもあることに気付けば、生きる意味はまた生まれてきます。

3.他人と比べすぎている

生きる意味がわからない人は、学歴社会、スポーツの勝ち負けなど勝負の世界しか知らない人にも存在します。

データや数字だけでなく、勝ち負けにこだわってしまう性格から、同級生の〇〇は出世して恋人も居て明るい将来が見えているのに自分はそれがない、このまま生きる意味があるのだろうかという思考に陥ってしまいます。

他人は他人、自分は自分という考え方で自分なりの生きる意味を見つけることが必要です。

4.生きる意味が無いといけないと思い込んでいる

世の中の建前として、仕事で社会貢献して、暖かい家庭を築いて子孫を残していくために日々自分を高める努力をして発展していかないといけないというものがあります。

しかし実際のところ、生きる意味を持たなければいけないという決まりがあるわけではないし、そんなのは個人の自由です。

生きる意味がわからない自分はおかしいんじゃないかと考えること自体が自分にとって負担になっているなら、生きる意味がわからなくてもただ毎日を過ごすだけでいいじゃないという割り切りも時には必要です。

5.ショックな出来事があった

生きる意味というのは人生観とも言えます。

大切な家族と幸せに暮らすのが人生の全てと考えて一心に生きていたのに、家族を亡くしてしまったとか、長年付き合って全てをささげてきた恋人と別れてしまったなどのショックな出来事は喪失感と共に生きる意味すらわからなくなってしまうことがあります。

それだけ人生の全てをささげてきたということで、失えばショックを受けるのは当然のことですが、時間が解決してくれて生きる意味を再び見出せる可能性は充分にあります。

いかがでしたか。

生きる意味がわからない人の特徴は、一生懸命に何かを信じて頑張っている人ほどそれが無くなった時にそんな状態に陥りやすいことがわかります。

視野が狭くなってしまったときは、別に生きる意味なんて真剣に考えなくてもいいんだといい加減な気持ちを持つことも必要です。