社畜自慢する人の心理5個!同情されたり凄いと思われたい!

最終更新日:2018年2月12日

みなさんの身の回りに、150時間残業した、大雪でも出社した、1ヶ月間の休みが1日だけだったなど社畜であることをわざわざ自慢する人がいませんか?そのようなタイプの人は、辛い状況なのにどんな心理で社畜自慢をしているのでしょうか?ここでは社畜自慢する人の心理を紹介します。

1.社畜精神に洗脳されてしまっている

毎日終電まで残業してる、休みが無いなどブラックな環境で対価に見合わない働きぶりをわざわざ社畜自慢する人はすでにブラック企業による社畜の洗脳が完了してしまっていると言えます。

つまり、ブラック企業ほど会社側ができるだけ安く労働者をこき使うために会社の為に自分の時間や体力を犠牲にしている社員こそ有能でやる気があるとどんどん褒めます。

「〇〇くん、会社の為にいつも遅くまで申し訳ない。

今は会社が大変な時だからがんばってくれ」と社長から缶コーヒーをご馳走されただけで舞い上がってしまうタイプの人は既に社畜精神に洗脳されています。

身を粉にして働く=えらいという価値観が世の中の常識だと思っているので、社畜自慢をして優越感を感じてしまっています。

2.同情してもらってちやほやされたい

休みなしで働いている、サービス残業をしているという事実は問答無用で可哀想な状況です。

社畜自慢をしてそのような状況を話したときに「そんなの自分がそんな会社を選んだのが失敗だっただけだろ?」「長い時間働くのが偉いわけじゃないだろ?」と突き放す人はまずいません。

社畜自慢をすれば「大変なんだな」「お前と比べれば自分は恵まれているんだな」「仕事も大事だけど体に気をつけてくださいね」と周囲からちやほやされることになります。

社畜自慢をする人はそうやってちやほやされたいという心理があるのと、逆に言えばそうでもして優しくされないと心が折れる寸前と言えます。

3.それくらいしか自慢できることが無い

社畜自慢する人は、会社からの無茶な状況でも断らずに働くという一点のみがよりどころになってしまっています。

仕事の質、充実したプライベートなどの自慢できることが他になにもないので、自然と寝てない自慢、休んでない自慢くらいしか自分を誇れるものがなくなってしまっています。

4.それくらいしか話題が無い

社畜自慢する人がそればかりするのは、社畜ゆえに1週間仕事以外は家で寝るだけの生活をしているのでそもそもの話題が社畜自慢しかないという一面もあります。

仕事の内容も毎日同じような辛い内容で話題にはできないし、休みが無いからプライベートの話題も無い、テレビもインターネットも見る時間が無い。

結果的に、平均睡眠時間が3時間しかない、この前の台風のときにもずぶ濡れになりながら出社したなどの社畜自慢しか話題がなくなってしまっています。

5.負けず嫌い

社畜自慢は同情されることこそあっても、社畜であればあるほど偉いというものではありません。

しかしどんなことにも負けず嫌いはいるものです。

相手が40時間残業したという話をしただけで自分なんか80時間だぞと自慢して相手を見下したい、相手が休暇を取って旅行したという話をすれば、自分なんか未消化の有給が30日もあると言って相手をぎゃふんと言わせたいという変な負けず嫌いの感情が沸き起こっているのです。

だれだって残業したくないし休みたいので、社畜自慢はすれば必ず相手を黙らせることができる切り札として機能します。

もちろん本人の勘違いであることは間違いないのですが、社畜自慢をする人の心理のひとつです。

いかがでしたか。

社畜自慢する人は、社畜といて完成してしまっているだけにそれしか話題がなくなってしまっていたり、社畜の価値観に染まってしまっていたりと他の人と違うある意味マゾ的な幸福感を感じてしまっていると言えます。

一時的なものなら救いはあるのですが、そのまま身体を壊すまで働いてしまうと気の毒なので、社畜自慢を必要以上に煽らないように周囲も気をつけましょう。