一緒に話をしていて「聞いているの?」と不安になってしまうのはすぐに話が逸れてしまう人です。
なぜそうなってしまうのか、その人の特徴をまとめました。
心当たりがあるあなたはそれを知って改善していくべきかもしれません。
1.人の話を聞いていない
話が逸れる人は人の話をちゃんと聞いていないという傾向があります。
なんとなく聞き流しているため、自分が話したいタイミングで勝手にこちらの話を始めてしまうんです。
話をちゃんと聞けないのは集中力がないから、その人のことが嫌いだから、他に気になることがあって気が気でないからなどその時にによって理由は様々ですが、その理由をちゃんと相手に話すことをしないので誤解を与えます。
さっきまで楽しく話をしていたのに、相手が話し始めると急に聞けなくなるという自己中心タイプの人もそうです。
2.人というものが好きである
男女関係なく人というものが好きだと話が逸れやすくなります。
なぜなら、その人のことが好きすぎてどんどん次の話題に移り会話を広げていきたい思いがあるからです。
人好きな人はおしゃべり好きでもあり、落ち着いてひとつの話題をじっくり進めるのは苦手かもしれません。
また、周りに何人もいるとその人達にも気を使ってしまい、つい話を振って話題から逸れてしまうこともあります。
色々な人と色々な話をして相手を知りたいとか知ってもらいたいと思っており、話の内容よりも会話が盛り上がることを重視しています。
3.人脈が広い
話が逸れる人は人脈が広く、誰かと話している時も「○○ちゃん。
久しぶり」と遠くから邪魔が入ったりします。
そちらと会話を始めるとまた別の友達が寄って来て、一人の人とじっくり話を進めることができません。
また、人脈が広いタイプの人には同じタイプの人が集まってきやすく、人の輪がどんどん広がって話もどんどん逸れていきます。
一緒にでかけたりする機会も多く、話題が尽きないというのも話が逸れやすくなってしまう理由のひとつです。
「何の話をしていたっけ?」などと言いながらあまり気にしないのでなかなか直りません。
4.周りをきょろきょろ見ている
周りをきょろきょろ見ながら落ち着きなく会話をする人も話が逸れやすくなります。
相手の顔を見ながら話をしているとおしゃべりにも集中できますが、他のことに気がいく人は「あの人○○だな」とか「あそこ楽しそう」などと考えながら話を聞いているので集中できているとは言えません。
さらにサービス精神旺盛な人は自分が気づいたことを相手にも教えてあげたくなります。
ですから、話が逸れたとしても気づいたことをすぐに伝える義務感で話題を変えてしまうんです。
その分新しい情報をたくさん持っている人でもあります。
5.物事を忘れやすい
物事を忘れやすい人は話が逸れます。
思いついたことをすぐに相手に伝えないと忘れてしまい、大切な用事や必ず伝えなければいけない変更事項などが伝えきれず困った経験もたくさんしてきました。
それを繰り返してはいけないという強い思いがあり、今言うしかないという気持ちになってしまいます。
しかし、それができるのは相手を信頼している証拠でもあるんです。
相手も同じタイプならそんなことはできませんが、自分が話を逸らしても話していたことを忘れないでいられるしっかり者との会話では甘えて思い通りにコントロールしてしまいます。
6.天然ボケタイプ
天然ボケタイプの人は話を逸らしても何とも感じません。
話が逸れたことに気づきもしませんし、周りが動揺しても気づかず話を続けます。
また、たまにいる天然ボケ演技をしている人も、そんな困った行動をわざととって周りからウケようと考えます。
天然ボケと言われるのは普通なら人がやりそうもないことややるべきではないことをさらっとやってのけるからではないでしょうか。
ちゃんと説明すると反省もしますが、根っからの性格なのでなかなか改善されず本人も直らない自分に悩んでいる場合もあります。
7.話を終わらせたいけれど言えない
今の話を終わらせたいのにそれが言えない人も話を逸らします。
話題になっている人が実は目の前にいて気まずいとか、何とも返答に困る難しい質問をしてきたような時に人は話題を変えたくなるものです。
しかし、相手があまりにも真剣だったり、夢中になって話していると「やめようよ」とはなかなか言えません。
ただ、何となく聞いていられない場合もあります。
それは、さすがにこれ以上話を進めるとまずい場面だとか、聞いていてどんどん不快になっていく自分に気づいた時です。
そんな時にあえて話を逸らすというのは賢い選択かもしれません。
話を逸らす人は自分勝手な人という印象を持たれやすいものですが、案外周りに気を使ってそうしている場合もあるものです。
話していた相手が話を逸らしてきた時には「今まずいこと言ったかな?」「自分勝手だったかな?」と振り返ってみるのもいいのではないでしょうか。