偽善者の特徴。全ての行動は自分のため!

最終更新日:2017年11月4日

良いことをしているはずなのに偽善者と言われてしまった、こんな経験をしたことのある人もいるでしょう。

良いことに良い悪いなどあるのか?などと疑問に思うかもしれませんが、人の好意がすべて良いものかと言えばそうではないこともあります。

では、良いことをしているはずなのに、偽善と呼ばれるのにはどのような理由があるからなのでしょうか。

今回は、偽善者の特徴を紹介していきます。

1.人からの評価を上げるための行動である

偽善者の特徴として、人からの評価を上げるための行動であるといえます。

普通は良いことといえば、その人の利益になるための行動であり、自分が得をするかどうかは度外視であるといえます。

しかし、全員が相手の利益のみを考えているかといえばそうではなく、自分が良いことをすることで、周囲の人からの評価をあげようと企んでいることもあります。

このような人に多いのは、自分が素晴らしい人間であると印象づけたいということです。

人助けをすることは面倒なことも多く、わざわざ自分の時間や労力をはらってまで、どうして人を助けないといけないのだと考える人も多いことでしょう。

そのため、人助けをする人は周囲から賞賛されやすい傾向にあります。

偽善者はこのような人間の性格をよく理解しているので、人からの評価を上げるために人助けをします。

2.実は自分の利益になる行動である

偽善者の特徴として、実は自分の利益になる行動をとっている場合があります。

人助けは人のためにするものですが、その行動が自分の利益になる場合も少なからずあります。

例えば、誰かに恩を売っておくことで別の場面で助けてもらおうと考えていたり、実は自分が本当はすべきものを他の人が代わりにやってくれていた、などなど、表面上は人助けに見えていても、実際は違う場面がよくあります。

では、このような行動でなぜ偽善者と呼ばれてしまうかといえば、そのような心理を表に出さずに、自分が良い人のように振る舞うからです。

例えば、また今度自分のときにも助けてね、などと一言かけるのであれば、偽善者と呼ばれることもなく、普通の助けてあげたのだろうなと思われやすくなります。

しかし、別にお返しはいらない、当たり前のことをしただけだから、などと口で入っているのに、考えは利益を求めているのであれば、偽善者と呼ばれてしまいます。

3.自己満足のために助けている

偽善者の特徴として、自己満足のために助けています。

このようなタイプによくあるのは、助けてあげたことに感謝を求めたり、別に助ける必要はない場面で自分から助けてあげようと手を貸してくることです。

このように必要のない場面で人助けをするような人は偽善者であることが多く、助けてあげた自分は素晴らしい人間だと自己満足をしています。

偽善者の中でも迷惑なのが、助けの要らない場面で助けにくる偽善者です。

別に自分で出来るものをなぜか助けに来て、恩を売るように去っていくのです。

このような行動は全て自己満足から来ているものであり、助けてあげた自分に満足し、人から感謝されることにも満足を求めています。

このように、人の利益ではなく自分の満足のために人助けを行うような人間は、偽善者と呼ばれることになるでしょう。

偽善者の特徴としては、自分の利益のことを意識しています。

人助けは本来、自分を犠牲にしてでも助けることが人助けです。

もちろん、感謝の言葉やお礼などを貰うこともあるでしょうが、最初から期待するわけではないでしょう。

しかし、中には感謝やお礼をされることを前提に人助けをする人もいるので、このような利益を求めている人は、偽善者だと呼ばれてしまいます。