安定感がある人の特徴4個

最終更新日:2017年3月22日

職場でも学校でもサークルや地域コミュニティでも、

安定感のある人は周囲の人から信頼され、敬愛されるものです。

「身近に安定感がある人がいて、憧れている」という人も少なくないでしょう。

ここでは、安定感のある人にはどんな特徴があるのかご紹介します。

1.アクシデントに強い

安定感のある人は、ものごとに動じないところがあるため、アクシデントに強いという特徴があります。

「ものごとに動じない」というと、いかにも腹の座った豪胆な性格の人物のように思われるかもしれません。

もちろん、そういう性格の人も安定感がありますが、必ずしも、豪胆な性格である必要はありません。

大切なのは危機管理能力です。

アクシデントに強くなるためには、まず、リスクマネジメントができなくてはならないのです。

さまざまな想定をし、未然にリスクを防止すると同時に、

事前に「こういう事態が起こったら、こう対応しよう」ということを考え、

危機が発生した時、その悪い影響をできるだけ小さくすることができるのが、

危機管理能力のある人と言うことになるでしょう。

つまり、リスクを減らし、たとえそれが起こった時でも「想定内」と受け止め、

冷静かつ迅速に対応することができるのが、安定感のある人の大きな特徴です。

2.冒険はしない

ギャンブラーは安定感のある人にはなれません。

イチかバチかの冒険をすれば、それだけ失敗をするリスクが大きくなります。

安定感のある人は、そうした冒険はしないのです。

堅実第一で、「まずは現状維持」を常に考えています。

もちろん、社会に出ればキャリアアップをめざすことはしますが、着実に一歩一歩階段を昇っていこうとするのが、

安定感のある人の生き方と言っていいでしょう。

ですから、決して急いで結果を求めることはしません。

急げばそれだけ不安定な状態になります。

ゆっくり着実に前に歩いて行ってこそ、安定感のある生き方ができます。

堅実第一で冒険はできるだけ避けるのが、安定感のある人の特徴ということになります。

3.自分のペースを崩さない

人間は、ともすると周囲の人から影響を受け、他の人のペースに合わせようとしてしまうものです。

人のペースに合わせようとすれば、当然、自分のペースは崩れます。

自分のペースが崩れるというのは、安定を欠いた状態にほかなりません。

安定感のある人は、そういう状態になりません。

周りの人に影響を受けることなく、常に自分のペースを守ることができますから、

ペースが乱れたり崩れたりすることがないのです。

「人は人、自分は自分」という生き方をするわけですが、自分のペースを守っているだけで、

決して「自由気ままなマイペース型」というわけではありません。

4.スランプがほとんどない

自分のペースを崩さないために、安定感のある人には「スランプがほとんどない」という特徴もあります。

もちろん人間ですから、調子の良い時もあれば悪い時もあるでしょう。

けれど、その好不調の波が小さく、常に一定の成果を上げることができるのが、安定感のある人です。

よく野球の投手を称して「彼は安定感のあるピッチャーだ」という表現をすることがあります。

日によって出来不出来はあっても、その差が極めて小さく、

大きく崩れることのない投手が「安定感がある」ということになるわけです。

また、たとえスランプになったとしても、短時間でスランプを脱し、

すぐに「いつもの状態」に戻ることができるのも、安定感のある人の特徴と言っていいでしょう。

安定感のある人は、仕事においても勉強においてもスポーツにおいても、

人より優れた成果を上げることができるものです。

生まれつきの性格や能力という要素もありますが、

例えば「人のペースに左右されないようにしよう」という意識を持つことによって、

安定感を身に着けていくことは、十分に可能でしょう。