女性恐怖症の男性のトラウマ的特徴4個

最終更新日:2016年7月5日

女性に対して潜在的な苦手意識や恐怖感を持っている「女性恐怖症」の男性は、

女性に対して常に萎縮してしまうため、彼女がほしくても、なかなか交際に発展させることができません。

では、女性恐怖症の男性には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

今回は女性恐怖症の男性の特徴についてご紹介します。

1.過去に付き合っていた女性との間に嫌な思い出がある

女性恐怖症になってしまう男性は、「女性との交際経験はあるものの、交際した女性との間に忘れられない嫌な思い出があり、

それがトラウマになっている」という過去を抱えているというケースが少なくありません。

例えば、昔付き合っていた女性から手ひどいふられ方をしてしまった・元彼女からの裏切りにあったなどといったことを経験すると、

心が大きく傷ついてトラウマになってしまいます。

そしてそのトラウマのせいで、女性全員に対して疑いの目を向けてしまうようになり、

女性を心から信用できなくなって、女性と深い関係を築くことを無意識的に避けてしまいます。

2.女性そのものに対する耐性がない

交際経験がほとんどないという女性恐怖症の男性は、「女性に慣れていない」という特徴があります。

人間はどうしても、未知の領域に対しては、少なからず恐怖心を抱いてしまうものです。

この場合も、女性というものを知らな過ぎるために、未知の存在である女性に対して恐怖感を抱いてしまいます。

しかし、この場合の女性恐怖症は、比較的簡単に改善できます。

1度女性と親密になるきっかけさえ掴めれば、「何だ、別に恐くも何ともない」と吹っ切れてしまい、

そのまま自然に女性恐怖症を克服できるからです。

この場合は、「きっかけがあった時、1度勇気を出して、

女性と親しくなるために行動を起こせるかどうか」が、克服のカギになります。

3.女性に対して劣等感を抱いている

男性として、そして人間として、自分に自信を持てない男性は、女性恐怖症になりやすい傾向があります。

この場合は、「小さい頃、母親が厳しかった」「昔から、母親や姉などから、

頭を押さえられて過ごしてきた」という経験をしてしまった男性に、この傾向が当てはまることが多いと言えます。

自分の身近な女性が強過ぎたため、男としての強さを発揮する機会に恵まれなかった、
自尊心を傷つけられて生きてきてしまったということが、大きな原因です。

そのため、女性に対して堂々と振る舞うことができず、女性を前にすると無意識的に心身が委縮してしまうようになります。

4.女性と、1対1で親しくなることを極度に避ける

女性恐怖症には人それぞれの度合いがあり、「恋愛だけがうまくいかない女性恐怖症」から

「女性全般が苦手な女性恐怖症」まであります。

ただ、どのパターンにも当てはまる特徴が、「1対1で女性と仲良くなることを極度に避ける」というものです。

そのため、「グループの中に女性がいてもさほど気にしないけれど、女性と1対1になると、

かたくななまでに自分のプライベートの話を避けるようになる」という傾向が見られます。

誰しも、女性と1対1になると、多かれ少なかれ緊張するものですが、

それでも「何か盛り上がる話題はないだろうか」と相手を気遣って会話するのが大人の男性です。

しかし、女性恐怖症の男性にはそれができず、女性と1対1になった瞬間、

黙り込んでしまったり、極度にたどたどしくなって無口になってしまったりといった態度が、あからさまに出てしまいます。

女性恐怖症の男性は、「本当は女性と親密になりたい」「できれば結婚もしたい」と考えている人が少なくありません。

しかし、女性に対する恐怖や不安があまりにも大きいために、行動の第一歩が踏み出せないのです。

女性恐怖症を克服するには、カウンセリングなどを受けて問題の根本と向き合い、

「第一歩を踏み出せる自分」に少しずつ生まれ変わっていく必要があります。

そうでないと、いつまで経っても、心から女性と仲良くなることが難しくなります。