オウム返しばかりする人は、実際嫌悪感を持たれてしまうことがあります。
なぜそのような嫌悪感を持たれてしまうのか、特徴を知ることで謎を解明することができるでしょう。
1.話に食いついていることをアピール
オウム返しばかりする人は、話に食いついていることをアピールしていることが特徴として挙げられます。
せっかく一生懸命相手が話をしているのだからこそ、話に興味がある姿勢を見せなければと思っているのです。
そのため、相手が話している言葉を上手に使いながら、返答していると自然にオウム返しになってしまいます。
2.話を聞いている事を示している
オウム返しばかりする人は、話を聞いていることを示していることが特徴として挙げられます。
人が話しているのだから、何かしら反応しなくてはいけないと思っているために、オウム返しの言葉ばかりが口から出てしまいます。
普通に相槌をとっているだけでは、話の内容を理解していないと思われてしまうことを恐れて、少しでも話をわかっていて、話を聞いているように示しています。
またオウム返しであってもしっかりと返事をすることで、相手に親近感を持ってもらえるのではないかと思っています。
3.難しい話だと思っている
オウム返しばかりする人は、せっかく話してくれている内容が、難しい話だと思っていることが特徴として挙げられます。
しかし素直に話の内容が分からないと言うのも恥ずかしいし、せっかく話してくれているのにわからない内容と言うのも失礼なのではないかと思ってしまいます。
そのため、1番良い方法はオウム返しなのではないかと思うのです。
話をしてくれている人の言葉や単語を使いながら、そっくりそのまま返すことで会話が成り立つのではないかと思っているのです。
難しい話も理解していることを示して、1番失礼な態度にならないのではないかと考えているのです。
4.相手との距離を縮めたいと思っている
オウム返しばかりする人は、相手と距離を縮めたいと思っていることが特徴として挙げられます。
どうにかして話をしてくれている人と仲良くなりたいと感じたときに、話のペースであったり、話の内容の理解速度なので、距離を縮めようと思えるのではないでしょうか。
オウム返しすることは、話の内容が中に入って来なかったとしても、間違いなくしっかりと返事をしているために、相手との距離を縮めることができていると思っているのです。
相手が嫌悪感を抱くとは全く思っていないため、しっかりと返そうと思っているのです。
5.話に少し飽きてしまっている
オウム返しばかりする人は、話に少し飽きてしまっていることが特徴として挙げられます。
わからない話をずっとしていたり、難しい話や、自分に関係のない話ばかりされると、興味がなくなってしまい、ずっと聞いているのも辛くなってしまうのではないでしょうか。
しかしながらちゃんと返事をしないと、相手に対して失礼だということは分かっているので、どうにか飽きてしまった態度が相手にバレないようにするには、どうすれば良いか考えた挙句、オウム返しをすることでその場を乗り切ろうとします。
話を聞いているようで飽きた態度もバレずにその場を乗り切ることができます。
オウム返しばかりする人は、実は相手の為を思ってそのような行動をとっていることが特徴として挙げられます。
話をちゃんと聞いている態度を示すために、そのような行動をとります。
飽きてしまった時にも、失礼な態度を相手に見せないようにするために、オウム返しをします。
実は相手に嫌悪感を持たれている事に気づいておらず、相手が気持ちよく話すことができて、なおかつ親近感を持ってもらえたのではないかと思っているのです。