目標を達成する人が共通して持っている特徴とは

最終更新日:2017年7月27日

目標を次々にクリアしていく人もいれば、立てた目標を達成することができず、いつも挫折してばかりという人もいます。

ここでは、目標を達成する人に注目し、どんな特徴を持っているのか、

どうして目標を達成できるのかについて見ていくことにしましょう。

1.実現可能な目標設定をする

目標達成のできる人の特徴は、「達成可能な目標設定をする」ということです。

こういうと、当たりまえすぎるように感じられることでしょう。

しかし、実際に、ハードルの高すぎる目標設定をしてしまうため、挫折という結果に終わってしまうケースが少なくありません。

例えば、月収15万円で一人暮らしの人が、「結婚資金を作るために1年で100万円貯金しよう」という目標を立てたとします。

この数字は、ぜったいに実現不可能とまでは言い切れませんが、しかし、かなり高すぎるハードルであることは間違いありません。

この場合は、「2年で達成」という目標にすれば、グッとハードルは下がり実現の可能性は高まります。

このように、自分にとってけっして低いハードルではないけれど、努力することによって十分に実現可能な目標設定をするのが、

目標を達成する人の特徴です。

2.小さな努力目標を作る

大きな目標を設定したら、それを細かく分け、一つ一つの小目標をクリアするための努力をする、というのも、

目標を達成する人の特徴と言っていいでしょう。

例えば、「1年で100万円貯める」という目標を作ったら、「半年で50万円」「今月末までに8万円」というように、

目標を小さく区切って考えるのです。

ただ漠然と「1年後には100万円貯金がある状態にしよう」と考えるよりは、

「とりあえず、今月末に8万円残そう」と考えたほうが、実現しやすいに違いありません。

ダイエットなどでも、「夏までに〇キロ落とそう」という目標を設定したなら、「今月はこれだけ」という、細かい目標を作るのです。

仕事の目標の場合などは、「1年の大目標」「月ごとの中目標」「週ごとの小目標」というように、三段階に分けて考えてもいいでしょう。

こうすることによって、「今週の週目標は達成できた」というような達成感を得ることができ、

それが大目標達成のために努力する際のモチベーションを高めるに違いありません。

小さな目標を作って、達成感を得るよろこびをモチベーションにするというのが、目標を達成する人の特徴です。

3.「現在地」を確認しながら前へ進む

目標達成のためには、目標に向かって少しでも前進し、ゴールに近づいていく必要があります。

その際、「自分は今、どの程度の位置にいるのか」を確認したほうが、努力をしやすいでしょう。

山登りをする時も、「今、何合目にいる」という自己確認をしながら登った方が、ずっと登頂の成功率は高くなるに違いありません。

どんな目標も同じです。

自分は今どれだけ目標に近づいているのか、ペースはどうなのか、今後、どれくらいのペースで進んで行けば、

目標達成できるのかを、随時確認することが、目標達成のための有効な方法と言っていいでしょう。

自分の今いる地点を確認しながら前進すること、これも、目標を達成する人の特徴です。

4.目標を周りの人に宣言する

例えば、「禁煙しよう」という目標を作ったとしましょう。

その目標を知っているのが自分だけだったとすると、つい誘惑に負けてタバコを吸ってしまうということになりがちです。

しかし、家族や会社の同僚、友人など、周囲の人に「禁煙宣言」をしておけば、

少なくてもその人たちのいるところではがまんしようと思うに違いありません。

仕事上の目標にしても、ダイエットの目標にしても、このように宣言することによって、

例えば「ダイエット、うまくいってる?」というような「人の目」を気にするようになりますから、結果として目標を達成しやすくなります。

目標を達成する人、達成できる人について、どんな特徴があるのか、主なものを4点紹介してきました。

なかなか目標を達成することができないという方は参考になさってください。