自分に自信を持つことは大切ですが、実力よりも自分のことを過大評価していたり、
背伸びばかりしようとする人は身の程知らずであると言えます。
では、そんな身の程知らずな人にはどのような特徴が見られるのでしょうか。
1.ナルシストである
自分に自信を持ったり、自分の努力や実力をしっかりと認めることは大切なことです。
しかし、身の程知らずな人は、自分のことを肯定しすぎているナルシストの傾向があります。
あまり努力をしていないのに、自分の行いを過大評価しているような人にもこの傾向が見られます。
難しい仕事や高い目標も、自分を過大評価しているので、簡単にこなすことができるだろうと勘違いしているというわけですね。
2.現状を把握していない
ナルシストである人とは反対の状況ですが、自分を過大評価しているのではなくて、
自分の周りの環境や直面している問題に対して過小評価している場合、この傾向が強くなります。
明らかに自分の実力からは到底無理であろう難しい仕事であっても、
きちんと状況を把握していないと、つい安請け合いをしてしまうということになりかねません。
自分の実力をしっかりと理解し、努力と挑戦を怠らないことも大切ですが、周りの状況をしっかりと把握することも大切です。
3.相手を尊重していない
自分の実力や能力をわきまえず、
大胆な行動や失礼な態度に出たりするタイプの身の程知らずな人は、この傾向が強いようです。
ナルシストである場合も考えられますが、相手や自分の周りにいる人たちを尊重していない、または見下している可能性もあります。
自分よりも立場や能力が上の人に対しても失礼な態度を取る場合もあるので、
仕事でこの手のタイプの人と関わらなければいけない時には注意が必要です。
4.出しゃばりである
自分の実力を過大評価していたり、ナルシスト的傾向が強い身の程知らずな人は、合わせて非常に出しゃばりです。
普通の人ならば遠慮をしたり、尻込みをしたりしてしまう状況でも、我先にと名乗りをあげます。
自分がいちばん注目をされて当然、と思っている場合もあり、
このタイプの人よりも下手に注目を集めてしまうと、やっかみを受けたり面倒なことにもなりかねません。
5.上昇志向が強い
今の状態では、自分にとって非常に難しい挑戦であるかもしれないけれど、常に高いところを目指して行きたい。
そういったチャレンジ精神や上昇志向が強い人は時には身の程知らずと思われてしまうことがあります。
難しい仕事や高すぎる目標にも怯むことなく挑戦していくからです。
しかし、このタイプの人はナルシストや相手を尊重しない人とは異なり、自分を信じ、未来のために懸命に努力をします。
なので日を追うごとに目覚しく成長していき、結果として身の程知らずではなくなります。
6.負けず嫌いである
人に負けることが大嫌いな人は、時に身の程知らずとも思われても仕方がないような行動に出て、
人を驚かせることがあります。
自分一人では挑戦できないことであっても、周りの人に負けたくないという意識が働くと果敢に挑めてしまいます。
負けず嫌いな人は努力家である場合が多いので、こういったことを繰り返していくうちに大きく成長し、
実際の能力も大きく上がっていく傾向があります
いかがでしたか。
自分の実力以上に難しい仕事に挑戦したり、や高い目標を掲げることは若ければ若いほど必要になります。
そうしなければ大きく成長することも現状を変えることもできません。
しかし、努力や挑戦をしているわけでもないのに、
周りの人を巻き込むような身の程知らずな行動に出る人にはなりたくありませんね。
自分も周りも一緒に成長できるような、そんな人を目指したいものです。