説明が下手な人の分かりづらい特徴5個

最終更新日:2017年5月18日

世の中には説明が上手な人もいれば、

「何が言いたいのかわからない」という説明が下手な人もいますよね。

今回は、説明が下手な人の特徴をご紹介します。

1.情報量が多い

色々なことを説明してあげたい、全部わかってほしい、

という気持ちからついつい話の情報量が多くなってしまいがちなのが、説明が下手な人の特徴です。

その人にとっては、当然の情報かもしれませんが、説明を聞いている側はいつもそうとは限りません。

あまりたくさんの情報を一度に聞かされると、すべては覚えきれないし、頭の中で混乱してしまいますよね。

説明の最中に「ちなみに~」がよく出てくる人は要注意です。

色々と説明したくなる気持ちはグッとおさえて、

相手に必要な情報だけを伝えると、説明上手に一歩近づけるかもしれません。

2.情報が少なすぎる

今度は逆に情報が少なすぎるというパターンです。

説明するのが面倒なのか、人見知りなのか、ササッと上辺だけを説明して終わってしまう人って意外と多いんですよね。

説明を聞いている人は、わからないから説明を聞いているわけで、

上辺だけ説明されても何も理解できないどころか、

なにが理解できなかったのかもわからず質問さえできない状態になってしまうかもしれません。

情報が少なすぎて、結局後から何度も質問をされることになることもしばしばですし、

「説明が下手な人認定」をされてしまって、もう自分のところには質問すらしに来てくれないかも。

説明をする際には、丁寧に必要な情報を伝えることが重要です

3.話が前後する

説明を聞いている側としては、きちんと順を追って説明してもらった方が分かりやすいのですが、

説明が下手な人の頭の中では色々な情報がごちゃごちゃになっています。

それで、話しながら、少し前の話題に戻ったり、あるいは先走って情報を伝えてしまったりと、話が前後しがち。

しかも、「あ、さっき言い忘れたんだけど~」なんて言いながら言う情報が、

たいして重要じゃなかったりすると、説明を一生懸命聞いている側も、

やる気をなくしてしまいますよね。

普段の世間話程度の話なら、説明を聞いている人も適当に聞き流せますが、

お仕事の話などではそうもいきません。

どうしても伝えたいことは、正しいタイミングで伝えられるようメモを取りながら説明するといいかも。

4.話が一方的すぎる

説明するのが上手な人というのは、相手の理解度に応じて話の難易度を調節することができます。

ところどころ立ち止まり、相手がきちんと話についてきているか、

どの程度理解しているのか確認しながら話を進めていくのです。

しかし、説明が下手な人はその逆で、とにかく説明が一方通行になりがち。

しかも、とめどなく説明が続くので、

「よく分からなかったので、もう一度お願いします」とも言い出せない雰囲気だったりします。

説明している話のテーマが、仕事であれ趣味の話であれ自分が好きすぎるテーマだと、

情熱が空回りしてこのパターンになりがちです。

さみしいですが、すべての人が同じ情熱で話を聞いてくれるわけではないことを覚えておきましょう。

5.「なぜ」をちゃんと説明しない

最後にご紹介するのが「なぜ」をちゃんと説明しない、つまり理由を提示しない人です。

確かに、「○○はしちゃいけない」という事実を伝えれば、仕事は成り立つのかもしれませんが、

なぜそのことをしてはいけないのか、という事をきちんと伝えないと、本当の意味で相手が理解したとは言えません。

また、説明を聞く人にとっても、なぜ、という理由の部分まで説明してもらった方が、

その後記憶にとどめておきやすくなります。

大事な事であればあるほど、理由も添えて相手に理解させることが説明上手の条件です。

今回、説明が下手な人の5つの特徴をご紹介しました。

あなたの職場にも、こんな人いるのではないでしょうか。

もしくは、あなたが人に何かを説明する立場であれば、こんな人にならないように気をつけましょう。

今回ご紹介した5つの特徴は、ひっくり返せば、説明上手な人の条件になるわけなので、

ぜひ、誰かになにかを説明するときには意識してみてくださいね。