思った通りに行動してくれる人、自分の思惑にまんまと引っかかってくれるような「単純な人」には、
特徴がいくつか見られます。
単純な人だと思われて見下されないように、その特徴を自分を照らし合わせて、対策を練ることも大切。
単純な人とはどんな特徴を持っているのでしょうか。
1.疑うことをしない
単純な人は、警戒心が薄く、人を疑うという工程を省いてしまっている、もしくはその概念がないのかもしれません。
右と言われれば右が正しいと思い込み、左と言われれば左に向かうのは、相手のことを疑っていないからです。
「こう言われたから」とすぐに信用してしまうため、嘘をつかれたり騙されていても、
自分で気付くことが難しいのが、単純な人の特徴の一つ。
単純な人だと分かった時点で、悪事を考えている人はもっと近づき、信用させて騙すことも多いです。
こうならないように、単純な人だと一度でも言われたことがあるのなら、警戒心を多少でも持つこと。
それが難しいなら、第三者に相談してみることで、疑いの気持ちを持つことができるでしょう。
2.少し抜けている天然な部分がある
単純な人は、「バカなの?」と思われてしまうことが多いのも事実です。
バカという括りに入るというより、少し抜けている部分があるため、天然な面がバカっぽく思われてしまうことがあるのでしょう。
誰もが嘘だと分かることであっても「え?ほんと?」と驚いて見せたり、
少し考えれば分かることなのにいつまでも悩んでいたりと、天然っぽい性格の持ち主であることが分かります。
ただこうした面を「可愛い」「憎めない」と思う人も多く、単純だからこそ人から好かれるというメリットもあります。
天然な面が単純に思われることは良いですが、それによって仕事ができない、
時間にルーズ、といった人に迷惑をかけることが起きてしまうと、ダメな人扱いされてしまいます。
3.素直に受け止められる
人から注意されたり怒られた時に、逆ギレしてしまう人も多いですが、
単純な人は素直に受け入れることができるという特徴があります。
「こうした方がいいよ」と言うアドバイスにも素直に耳を傾けることができるため、様々な価値観を吸収することができる人とも言えます。
人はある程度大人になると、自分の中で定まった価値観を持ってしまい、
臨機応変に対応したり柔軟な対応ができなくなってしまうもの。
そんな頑固さを、単純な人は持っていないため、いつまでも成長し続けられるという点はメリットとなるでしょう。
4.子供っぽい
周りからの単純な人へのイメージは、子供っぽい人でしょう。
素直に聞き入れる所も、すぐに人を信用してしまう所も、すべてが子供っぽいと思われます。
ただ子供っぽいという言葉は悪く聞こえがちですが、いつまでもピュアな心の持ち主として見れば、好感が持てることも多いです。
単純な人だから一緒にいたい、単純な人だから一緒にいて疲れないと、良く思う人も多いです。
色んな問題や悩みの中で生きていくと、この子供っぽさは失われていき、
悪く考えたり時に嫌味っぽく捉えたりと、心が歪んでしまうこともあります。
そんな中の単純な人は、キラキラしている様に見えたり、悩みがなさそうに見えたりと、幸せに見える瞬間も多く感じるでしょう。
「単純な人だよね」と言われると、なんだか悪い意味で言われたような気持ちになってしまうことがあるでしょう。
ただこうした単純な人の特徴を見てみると、そこには羨ましく思われている面、メリットと感じられる面が多くあるものです。
単に悪い意味で言われているのではなく、「羨ましい」「そうなりたい」と思って言っている人もいます。
特徴を知ることで、ネガティブに捉えずポジティブに変換することができるようになるでしょう。