話し上手な人の真似をしたい特徴5個

最終更新日:2016年4月9日

話し上手な人って自然と周りに人がたくさん集まりますよね。

何故、あんなに話しが上手なのでしょうか。

今回は話し上手な人に見られる特徴についてご紹介します。

1.話を整理しながら話すことができる

例えば、友達の結婚式のスピーチを頼まれたとしましょう。

何も用意しないで、ぶっつけ本番でその場に臨むという人はほとんどいないでしょう。

たいてい、事前に話す内容を考え、話の順序などを考慮しながら、文字に起こします。

そして、それをさらに推敲して、スピーチ原稿を仕上げるわけです。

当日、それを読み上げるにしろ、原稿は見ないで暗記して話すにしろ、その話の内容は誰にでもわかりやすいものになっています。

しかし、それは事前に話の内容を整理してあるからです。

こうした話の内容の整理を、事前の準備なしに、話をしながらできてしまうのが、話し上手な人の大きな特徴です。

常に話が整理されているために、聞く相手にとっては大変話が分かりやすいのです。

整理しながら話し、話しながら整理するのですから、それだけ頭の回転が速くなくてはなりません。

しかし、この能力は、トレーニングによって誰にでも身に着けることが可能です。

2.話を展開することが上手

何か1つの話題について、その話題の中でのみ話を続けていけば、やがて話は尽きてしまうでしょう。

話すべきことがなくなってしまっては、とても上手な会話にはなりません。

その点、話し上手な人は、話をどんどん展開させてくことができます。

例をあげて説明しましょう。

例えば、好きな食べ物の話をしているとします。

「自分はあれが好き」「自分はこっちの方が好き」というような話になるわけです。

話し上手な人は、その食べ物の話から「駅弁」の話につなげます。

デパートの駅弁大会から、旅行で食べた駅弁の話になり、テーマは旅行に移ります。

旅行の思い出話になり、学生時代の修学旅行の話に移り、学生時代の思い出話から、

「試験の夢を今でも見る」という話になって、夢の話にテーマが変わります。

いかがでしょう。

1つの話がどんどん展開して話題が変わっていくことによって、話が無理なく続いていく。

これが話し上手な人の特徴です。

3.話題が豊富

話し上手な人は「おしゃべり」というのとは違います。

単に弁が立って、ペラペラよくしゃべるというだけでは、話し上手とは言えません。

おしゃべりな人は往々にして、話の内容が空虚ということになりがちです。

その点、話し上手な人は、話し方がうまいだけでなく、その内容も充実しています。

その理由は「話題の豊富さ」。

硬軟取り混ぜて、多方面の多種類の話題をもっているのが、真の話し上手な人です。

話題が豊富だと、相手に応じて話を選ぶこともできますから、相手にとって楽しい会話になりやすいのです。

4.表情豊かに話す

表情豊かに話すことができるのも、話し上手な人の大きな特徴と言っていいでしょう。

同じ話をするのにも、あまり表情を変えずにたんたんと話すより、話の内容によって表情を変え、

時には身振り手振りを交えながら話した方が、その内容や感情がより的確に相手に伝わります。

また、その方が、相手が楽しく会話できます。

ただし、過度な感情表現は逆効果。

あまりに派手なボディランゲージを使うと、かえって話の内容が相手に伝わりません。

そのあたりの兼ね合いを良く分かっているのが、話し上手な人ということになります。

5.聞き上手

言い古されたことですが、話し上手な人は聞き上手でもあります。

自分が一方的に話したのでは、会話は成立しません。

演説やスピーチではないのですから、お互いに話のやり取りをしてこその会話です。

話し上手な人は、ですから、相手の話を尊重し、相手の話をうまく引き出すように、会話を進めることができます。

相手が話を進めやすいように、タイミングよくあいづちや合いの手をはさみ、適切な質問をして話を促し、

スムーズに会話を進めていくのが、話し上手な人の「聞くテクニック」です。

今回は、話し上手な人の主な特徴をお話ししてきました。

一見、特殊なの能力のように思われるかもしれませんが、意識して普段の会話の中でトレーニングすることによって身につけることも、不可能ではありません。