明石家さんまが好きと言われる天才的理由5個

最終更新日:2016年5月7日

長年お笑い界のトップランナーとして走り続け、今なお人気が衰えない明石家さんまさん。

「お笑い怪獣」という異名をもつこの稀有なタレントが幅広い世代から好かれる理由をご紹介しましょう。

1.天才的お笑いトーク術

「今さら感」はありますが、明石家さんまさんの最大の魅力と言えば、その天才的トーク術でしょう。

トークの上手な人はほかにもいますが、「笑いを取るフリートーク」で彼の右に出る人はいません。

彼が天才であることは、同業者が舌を巻き脱帽していることからも明白です。

そのトークはテンポが速いだけでなく、当意即妙、千変万化に変化します。

それは彼の持って生まれた運動神経の良さ、人並み外れて優れた反射神経によるものと言っていいでしょう。

しかも、常に全力投球しますから、出来の良し悪しがほとんどありません。

また、たとえ出来の良くない時でも、他の人に比べると高いレベルのトークができるのが、「お笑い怪獣」たるゆえんでしょう。

つまり、「その高度なトークテクニックで間違いなく笑わせてくれる」というのが、好かれる理由ということになります。

2.「バツイチ」をウリにしたセンスの良さ

よく知られていることですが、明石家さんまさんは1992年に女優の大竹しのぶと離婚しています。

ふつうなら、離婚はイメージダウンになりかねません。

ところが、彼は離婚を笑いに変えることで、それを回避。

それどころか、「離婚歴」をプラスに変えて見せたのです。

キーワードは「バツイチ」。

この言葉はそれ以前から存在していましたが、彼が離婚の記者会見で使ったことによって、「全国区の言葉」になりました。

離婚の記者会見に1人で現れた彼は顔に「×」印を書き、離婚ではなくバツイチと表現することで、マイナスイメージを持たれることを避けたのです。

どこまで計算があったかはともかく、結果として自分のプラスになるような表現をしたところに、彼のセンスの良さがあります。

そのセンスの良さこそが、彼の人気の大きな理由と言っていいでしょう。

3.やさしい人間性

明石家さんまさんに対して、「常に自分が前面に出て、自分が目立ち、自分だけが輝く芸人」というイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし、もしそうだとしたら、彼がこれだけ長期にわたり、多くの人に好かれることはなかったでしょう。

彼のトークを見ているとわかるのですが、実は彼は「相手を輝させることによって自分も輝く」というタイプの芸人です。

ゲストの良いところ、面白い話を最大限に引き出し、その人を輝かせて見せます。

「さんまのまんま」などを見れば、彼が意外な「聞き上手」であることもわかるでしょう。

そこには彼の人間的な「やさしさ」があり、そこに好かれる理由もあります。

無名時代のジミー大西に目をかけ、自腹を切って面倒を見、人気芸人に育てたというエピソードも、彼の人間性の表れです。

4.下品な下ネタは口にしないから、安心して見ていられる

彼は、積極的には下ネタを使いません。

話の流れで下ネタ的なトークをすることはありますが、ごく控えめで上品です。

セックスのことを「エッチ」という、よりソフトな表現に言い換えたのも、彼のそうした芸質の表れと言っていいでしょう。

ですから、小さな子どものいる親でも、安心して一緒にテレビを見ることができます。

その上品さと安心感が、好かれる理由と言っていいでしょう。

また、ブラックな笑いを求めません。

彼の芸質は「健康的」です。

5.スマートで変わらないルックス

明石家さんまさんはほぼ40年、お笑いのトップランナーであり続けています。

約40年前に人気テレビ番組のレギュラーになったのがブレイクのきっかけですが、当時はアイドル的な人気を博したものです。

ルックスの良さもその人気に一役買ったと考えていいでしょう。

明石家さんまというと「出っ歯」というイメージがる人も多いでしょう。

確かにやや歯が出てはいますが、彼は基本的に「イケメン」です。

体型もスリムですし、つまりはルックスがいいのです。

それは、40年たった今も、ほとんど変わっていません。

還暦を過ぎていますから、もちろんそれなりに老けては来ています。

しかし、そのスマートなルックスは若いころのままです。

この「見た目の良さ」も彼が好かれる理由の一つと言っていいでしょう。

今回は明石家さんまさんが日本中の人から支持され、好かれる理由をお話ししてきました。

稀有な天才、歴史に残るお笑いスターを知るための手引きとしていただければ幸いです。