人気アスリートの中でも、フィギュアスケートの浅田真央選手は、特に多くの人から好かれる好感度抜群の存在と言っていいでしょう。
どうして浅田真央選手が長年にわたって多くの人に好きと言われ続けているのかその理由をご紹介します。
1.身近にいそうな「家族キャラ」
浅田真央選手が、ほかの人と比べて際立っているのが、そのキャラの親しみやすさです。
ある年代の人には、「自分の娘みたい」とか「娘にしたい」と思わせます。
もっと年齢の高い人には「孫にしたい」、年齢の近い人には「お姉さんにしたい」とか「妹みたい」と感じさせるところが、
他の人にない彼女の個性と言っていいでしょう。
ひとことで言うと、日本人にとっての彼女は「家族キャラ」の持ち主です。
特に、彼女と同世代以上の人は、彼女が小さな子どもだった頃から見ています。
彼女の成長をリアルタイムで、しかもかなりつぶさに見てきているため、いっそう「家族みたい」という感覚になるわけです。
日本人であれば、誰にとっても「自分の身近にいる、家族みたいな存在」であるのが、
浅田真央選手のきわめて個性的な特徴であり、人気の理由と言っていいでしょう。
「特に大ファンというわけではないけれど、好感を持っている」という人が多いのも、この理由のためと考えられます。
2.癒し系のルックス
浅田真央選手の外見上の印象を一言でいうと、「かわいい」ということになるでしょう。
もちろん美形ではありますが、「キレイ」というよりは「かわいい」タイプです。
ただ「かわいい」だけでなく、そこに「癒し系」という要素が加味されているのが、彼女の個性と言っていいでしょう。
その笑顔を見ているだけで、誰もが心癒される気分になります。
普段の彼女の表情は「おだやかな笑顔」が基本で、ほとんとケースで、その笑顔を絶やすことがありません。
卵型の輪郭も、やさしい鼻立ちも、すべてが日本的でまろやかな印象を与えますから、そこにヒーリング効果が生まれるのです。
つまり彼女は、「人を癒さずにはおかない顔立ちと表情の持ち主」ということができるでしょう。
3.やや天然気味な、ほのぼのとした話し方
彼女が人を癒すのは、その見た目だけではありません。
話し方もまた、人をほのぼのした気分にさせるのです。
声のトーンが優しいことと、話す速度が速くないことが、その要因と考えられます。
耳に心地よい声を持っている上に、話のテンポがゆったりしているために、彼女の話を聞く人は「耳で癒される」というわけです。
さらに、話の内容が、やや天然気味なところもあります。
質問されたことの意味を取り違えて、答えを返してしまうことのある「天然さ」も、彼女の「ほのぼの感」をいっそう高めていると言っていいでしょう。
4.フィギュアスケートに対するストイックさ
そうした癒しキャラ、ほのぼのイメージが魅力の浅田真央選手ですが、ひとたびフィギュアスケートになると、まったく違った顔を見せます。
本業であるスケートに対しては、彼女は人一倍いストイック。
高い目標を常に掲げて、その目標達成のための最大限の努力を惜しみません。
そうしたストイックさ、自分自身に対する厳しさを、多くの日本人は長年見続けてきたわけです。
華やかにスポットを浴びているシーンでだけでなく、スランプに苦しんでいる姿も見てきました。
つまり、「かわいい真央ちゃん」とはまったく違う、アスリートとしての厳しい顔を知っているからこそ、
多くの人が彼女により強い好感を持つと言っていいでしょう。
試合で見せる闘志あふれる表情も、彼女の人気の理由の一つです。
日本で最も人気のあるトップアスリートの一人、浅田真央選手について、その人気の理由を4種類お話ししました。
その外見も含めて、ここで取り上げた要素のすべてが、彼女の人間的な魅力と言っていいでしょう。
人気アスリートはたくさんいますが、彼女ほどその人間性が好かれる人はそうはいません。
そこに彼女の際立った個性があります。