あなたの周りにボッチな人を見かけたことはありませんか?
人間社会において、ボッチであることは良い意味でも悪い意味でも非常に目立ちます。
一匹狼と言えば聞こえは良いものの、実際1人でいることにストレスを感じない人はほとんどいないのではないでしょうか。
今回は、周りから自分がどう見られているか気にしているボッチな人の特徴をまとめてご紹介します。
【特徴・方法】
1.暇な時は狸寝入り
親しい友人のいないボッチな人は休憩時間を持て余します。
友達がいる人は一緒にトイレに行ったり、お喋りしたりしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいますが、
ボッチにとっては非常に長く感じられるものです。
そこで、彼らが取る手段が「寝たフリ」です。
本当に眠いわけではなく、「眠い人」を装っているだけであることが特徴です。
机に突っ伏して狸寝入りをしながら周囲の会話に耳をすましていることが多いので、寝ていると思わない方が賢明です。
うっかりボッチを批判するようなことを口にしないようにしましょう。
これは学生のボッチに多く見られますが、組織勤めの社会人の場合は本当に疲れて寝ていることがあります。
いずれにしろ、彼らが本当に眠くて寝ているのかどうかは注意深く観察すれば簡単に見破ることができるでしょう。
2.常に何かしているように装う
ボッチであることを卑屈に感じている人は必要以上に周りの目を気にします。
「友達がいない寂しい人」と思われるのが一番嫌なので、1人でやっていてもおかしくない事をして忙しくしている風を装うのです。
例えば、寝たフリ、勉強しているフリ、読書をするフリなどが多いですが、一日中イヤホンで音楽を聴いている人もいます。
誰かから話しかけられた時、本当は嬉しいのに「今忙しいんだけど、何?」というような上から目線を装うこともあります。
3.対人コミュニケーションスキルが低い
友達がいない人は、対人コミュニケーション能力が著しく低いという特徴があります。
例えば、会話をする時に相手と目を合わせられなかったり、すぐに目線が下に落ちて俯いてしまったりします。
楽しい話題を振られても、「うん」、「そうなんだ」、「ふーん」などの相槌ばかりで自分から会話を広げようとしません。
(広げるスキルそのものがない)話してみれば意外と良い人なのに、態度が卑屈でネガティブ思考な人が多いため、
「良い人」枠には入れてもらえても「友達」枠には入れてもらえないケースがほとんどです。
また、ボッチは自分から話しかけて拒絶されるのを怖れているので、誰かが話しかけてくれるのを待っています。
そして、いざ話しかけてもらえると異常にテンションが上がってしまい、逆にうざがられて友達にしてもらえないことも多いのです。
4.グループ作りが必要な時は最後まで残る
ボッチな人ほどグループ作りやグループ別行動を怖れている人はいません。
社会人になってしまえばボッチでもそれほど目立ちませんが、学生の間はボッチだと非常に目立ちます。
例えば、遠足や修学旅行は基本的に班別行動が求められますが、先生が3~4人で班を作るよう指示すればあっと言う間に仲良し同士のグループに分かれます。
ただしボッチは友達がいないため、いつも最後まで残ります。
その結果、班員の足りないグループに(グループがボッチを入れたくなくても)強制的に先生によって入れられることになります。
孤独感に耐え切れないボッチは、このようなグループ決めの日が事前にわかっていればわざと学校を休むこともあります。
また、せっかくの遠足も当日になって急に欠席してしまうこともあります。
5.食事時間が苦痛
ボッチであることを気にしている人は食事時間が憂鬱です。
周囲の者は友達と楽しそうに食事しているので、どうしても彼らの中に入って1人で食事をする勇気が出ません。
ですから、ボッチな人は大抵お弁当を持参し、誰にも見られない場所に移動して食べるのです。
例えば、屋上や誰もいない部室などを使います。
また、大学生なら学食を避けて学外に食べに出る人も少なくありません。
その際はうっかり知人に出くわさないよう、あえてマイナーなお店を選ぶよう注意しています。
6.FacebookやTwitterには友達が多い
ボッチな人は現実世界に親しい友人がいません。
しかし、FacebookやTwitterには驚く程たくさんの友達がいることが珍しくないのです。
また、SNSを利用した投稿も頻繁で、顔の見えない(何処の誰かもわからない)不特定多数の仲間と楽しくコミュニケーションを取っていることがあります。
対面コミュニケーション能力は低いけれど、Twitterのコメントだけ読むと結構面白いことを発言していたりします。
このスキルが学校や職場で発揮されればボッチになることもないのに…と残念がられるのもボッチの特徴と言えるのではないでしょうか。
ボッチな人の特徴はたくさんありますが、一番大きな特徴は「何かをして忙しくしている風を装う」ことです。
それも他の人間と関わらずにできることに限られます。
読書、仮眠、勉強などは1人で出来ることですし、いかにも忙しくしているように見えます。
しかし実際は周囲の者はそれほど1人の人に興味があるわけではないので、ボッチな人は少々自意識過剰な面があるのかもしれません。
もしボッチでいることが嫌なら、自分から積極的に周りの人に声をかけコミュニケーションを取る努力をすべきでしょう。
1人でいるよりも多くの人と付き合った方が視野も広がり日常生活も楽しくなります。
もしかして私ボッチかも…と不安に思う方は、自分から友達を作るよう明日から頑張ってみてはいかがでしょうか。