みなさんは話が合う人はいますか?話が合う人と聞いてどんな人を思い浮かべるでしょうか?親友はもちろん、そこまで距離は近くないけど職場のあの人は話しやすいなと感じる人もいるのではないでしょうか?それでは話が合う人にはどんな特徴があるのでしょうか。
ここでは話が合う人の特徴を紹介します。
1.趣味や興味の対象が同じ
話が合う人の特徴でいちばん最初に思い浮かぶのはまず趣味が合う事でしょう。
同じアニメが好き、同じスポーツをしているなどの共通項があれば相手のことをほとんど知らなくてもすぐに共通の話題を見つけて仲良くなることができます。
現在の趣味だけでなくても、仕事で目指す方向性、プライベートでの関心事など興味の対象が同じならやはり相手がどんなことを考えているのかがわかりやすくなるので話が合います。
同じ趣味や興味を持っているという事は自分と似ている部分があるということでつまり価値観が似ているので、自分が感じていることを素直に話すだけで相手の共感を得られるので話が合います。
2.ライフスタイルや社会的地位が似ている
話が合う人の特徴は、現在のライフスタイルや社会的地位が似ていることも重要です。
世代や性別もここに含まれます。
学生と社会人、経営者と会社員、若者と年配の人、男性と女性、お金持ちと貧しい人などお互いの属性に差がありすぎると話を合わせるのが大変です。
ピンポイントで共通の話題を探る、どちらかが気を使って話すなど不自然な状況が生まれてしまうためなかなか話が合いません。
話が合う人はある程度属性が共通のジャンルに収まることが重要な要素です。
3.バックボーンが似ている
話が合う人の特徴は、現在の状況以外にもバックボーンの共通性があると言えます。
生まれた家庭が自由な家庭か、厳しい家庭だったかとか、学生時代が充実していたか、不満を抱えていたかなどです。
人格形成の時期を同じような価値観の中で過ごしている人たち同士は考え方の傾向も似ているし相手に共感も生まれるので話が合います。
学生時代の友人がそれぞれ別の道に進んでしばらく会わないでいても、同窓会ですぐ話が合って盛り上がることができるのはやはりこの理由が大きいです。
4.聞き上手
話が合う人の特徴はその人が聞き上手なことです。
会話では話題そのもので盛り上がるかということよりも、話す側が気持ちよく本心から話せることが重要です。
もし相手の人が、聞くのが下手ですぐ横やりを入れたり、反論したり、生返事をして聞いてくれなければ話す側は気分が悪くなりストレスを感じるだけです。
そうなれば話題以前に話が合いません。
聞き上手な人は、たとえ会話で大した返しをしていなくても、相手に共感して聞いてあげる、相手が話したいことを理解してそれをうまく引き出してあげられるので、話す側も話が合うと感じます。
5.記憶力がいい
話が合う人の特徴は、聞き上手にもつながることですが記憶力がいいことです。
まず、相手が以前に話したことをきちんと覚えていてくれるので話す側にとってその先を話しやすくなります。
「会社でむかつくことがあったんだけど」という切り出しに対して「それってこの前言ってたパワハラ上司?」と前回の会話を踏まえてレスポンスがあればそれだけで話が前に進むし、それだけで自分への共感が感じられます。
そこで、記憶力がない相手が「あれ、あなたって今何の会社にいるんだっけ?」と返して来たら、それだけで一から説明しなければならず話が毎回振り出しに戻ってしまいます。
6.察するのが上手い
話が合う人の特徴は、上記のいろいろな能力や共通項から直接話していない事でも察するのが上手です。
これは愚痴だなとか、恋愛ネタは振らないほうがよさそうだなとか、これは話を聞いてほしいだけだな、これは具体的なアドバイスを求めているなというのを話し相手の過去の会話や性格の傾向からきちんと察して行動してくれます。
その結果、話していて見当違いのことを言われて嫌な気分になったり、デリカシーのない発言をされることがなくなり、話していて楽なので話が合うと感じるのです。
7.落ち着きがあるので一緒にいて楽
話が合う人の特徴はそれ以外に、落ち着きがある穏やかな性格が挙げられます。
感情の起伏が激しい人だと、話している相手のほうもそれに引っ張られて疲れてしまいます。
会話中に泣いたり怒ったり、その日の気分によって会話を真剣に聞いたり、右から左に聞き流すタイプだと一緒に話す側がストレスです。
話が合う人の特徴は、落ち着きがあって相手が一緒にいて楽だという安心感を与えられる人です。
いかがでしたか。
話が合う人の特徴は、自分を尊重してくれる、自分のことをよく知ってくれて言いたいことを理解してくれるから、話していて楽だと感じることがわかります。
そしてそれが相乗効果となってますますいろいろなことを本心から話し合えるようになり、そこからポジティブな刺激をお互いに与え合うことができるのがわかります。
話が合う人を見つけて自分もまた話が合う人になることで、お互いの人生にプラスに働きかけることができます。