言うことを聞かない子供は、育て方も関係していますが、子供の性格も原因になっています。
子供の性格と親の育て方、生活環境などによって言うことを聞かない度は変わります。
そこで、言うことを聞かない子供の特徴を紹介します。
1.逆ギレする
親が子供に注意や指導をした際に逆ギレするタイプがいて、言うことを聞かない子供の特徴でもあります。
注意や指導をすると、嫌な顔をしたりいじけた状態になる子供がいて、そういった反応を恐れ親は控え目な行動をとります。
また、注意すると逆ギレして親の話を全く聞かない子供もいるなど、指摘や指導、注意などに逆ギレするほど言うことを聞かない子供になります。
逆ギレするタイプで言うことを聞かない子供は、親の対応が大きな原因で甘やかして育てた可能性が高いです。
幼少期から甘やかして育てた場合で、いきなり厳しい教育をすると子供は逆ギレ的な反応をする傾向です。
その為、いきなり教育方針を変えることは避ける必要があり、言うことを聞かない子供にさせないポイントです。
2.物につられる
物で子供をつる方針は悪い事と知られていますが、言うことを聞かない子供になるからという点も理由の一つです。
物につられる子供は、自分にとって良い条件がないと動かなくなるので、親が頼み事をしてもやらないケースが増えます。
そうなると、更に物でつるようになり悪循環から言うことを聞かない子供を生み出します。
ある程度成功に対しご褒美をあげることは大切ですが、あげすぎや物でつるような習慣は避ける必要があります。
特に、幼稚園くらいから小学生くらいまでは注意が必要で、それ以降は物に左右されず本人の意思が優先される傾向です。
3.ワガママな性格
言うことを聞かない子供の代表的な特徴に、ワガママな性格という点があり、言うことを聞かない子供の大半はワガママな性格です。
例えば、お店で駄々をこねて寝そべる子供は、思い通りにならないことが原因で駄々をこねます。
思い通りになる事、ならない事の分別がつくと無駄な駄々をこねなくなりますが、ワガママな性格は分別がつかない傾向です。
ただ、ねそべって駄々をこねるのは小さな子供で、大きくなってやるケースはありません。
その理由は、ある程度の分別がつけられるようになるからで、成長してからのワガママは内容が変わります。
しかし、ワガママという部分があると、分別できても言うことを聞かない部分は変わらないので、成長しても言うことを聞かない人になりがちです。
4.頑固なタイプ
頑固なタイプは、子供に限らず幅広い年齢層に存在しますが、頑固は言うことを聞かないタイプになります。
一般的には、歳を重ねるほど頑固さが強くなる傾向ですが、人によっては子供の頃から頑固なタイプというケースもあります。
子供の頃から頑固なタイプは、性格が原因で持って生まれた特徴とも言えます。
頑固なタイプは、良い方向に頑固な部分をだすと成功するケースが多く、悪い部分にだすと言うことを聞かない子供だなと思われるだけです。
スポーツ選手は頑固なタイプが多く、妥協しない部分に頑固さをだすことでアスリートとして成功します。
その為、自分の子供が頑固で言うことを聞かない場合は、頑固な部分を良い方向に導く教育が理想的です。
5.協調性が無い
協調性は人の意見を聞く上で必要なものですが、言うことを聞かない子供は協調性が無いという特徴があります。
協調性があると、人が言った内容に同感するケースが多く、同感できなくても合わせるように努力します。
逆に協調性が無いと、人の言った内容に同感しないケースが多く、内容に関わらず否定的な対応をします。
この否定的な対応が言うことを聞かない行動になり、否定的な考えが習慣化するほど、慢性的な言うことを聞かない子供になります。
その為、言うことを聞かない子供だなと感じた場合は、協調性の有無を確認すると対応しやすくなります。
6.外面が良い
言うことを聞かない子供は外面が良いという特徴があり、周りの人から良い子に見られがちです。
中には、家でも外でも言うことを聞かないタイプもいますが、そういったタイプは極めて稀で大抵外面は良い傾向です。
外面が良いとストレスを溜めやすいので、発散場所を家にする子供が多くいます。
その為、親が何か言っても言うことを聞かないケースが増え、言うことを聞かない子供だなと思われます。
家で言うことを聞かない子供ほど、学校ではみんなの意見を聞く優しい子供という傾向もあります。
いかがでしたか。
言うことを聞かない子供は基本的にワガママな性格で、成長してもワガママな部分は残る傾向です。
言うことを聞かない子供でも、やる事はしっかりこなすタイプもいますが、こなさないタイプで言うことを聞かない子供は改善させる必要があります。
改善させないと、ワガママは通るものという感覚になり、大人になっても嫌な事は避けるタイプになります。
その為、同じ言うことを聞かない子供でも、他の部分はどうなのか総合的に見て対応することが大切です。