教育ママの特徴7個!他人の目を気にしすぎている!

最終更新日:2018年9月25日

子どものお勉強にとても積極的な「教育ママ」。

子育てに一生懸命なのはとても良いことですが、その情熱が極端すぎるとかえって子どもにとっては悪影響になってしまいます。

少し非難を含んだニュアンスで語られることもある「教育ママ」の特徴を挙げてみましょう。

1.自分と同じ道を行かせたいと思っている

自分が高学歴で、いわゆるエリートコースを歩んできた人は、子どもに同じことを求めます。

確かに自分がその方法で生きてきて、幸せになれたという考えがあるので子どもにも同じ幸せを味わってほしいと思うのは自然なことです。

しかしそれが行き過ぎると、子どもの自主性を潰す存在になってしまいます。

自分が歩んだルート以外は全て否定してしまいますので、子どもが他のことに興味を持っても認めてはくれません。

また、挫折を知らないので自分と同レベルのことができない子どもに辛く当ってしまいます。

一つの成功体験に固執し過ぎるのが特徴と言えます。

2.学歴コンプレックスがある

自分の学歴にコンプレックスがある人の場合、子どもには同じ過ちを犯させたくないと思い、必死に勉強をさせようとします。

そのこと自体は子どもの為を想ってのことなので悪くはありませんが、コンプレックスが強過ぎると「高学歴=幸せ」という構図に頭が支配されてしまいます。

そうなると子どもが他の道に興味があっても許してはくれません。

子どもの為にやっているという自負もあるので改善は非常に難しいです。

自分の学歴を親が与えた教育環境のせいにもしがちなので、少し無理をしてでも自分の子どもにはしっかりとした教育環境を与えようとするのも特徴です。

そうすることで自分は親とは違うと思い、自己満足をしている傾向もあります。

3.他人の目を気にし過ぎる

すぐに他の子と比べたり、他人にどう思われているかを気にしてしまうタイプの人も教育ママになりやすいです。

自分の子どもが他人に褒められたり、他の子よりも優れていることに喜びを感じますので、そうあり続けるために常に子どもに対して厳しく接することになります。

もしも他の子に負けるようなことがあれば、自分のプライドが許しません。

初めのうちは他の子よりも頑張ってもらいたいなと思っていた程度のものが、いつの間にか絶対に負けることが許されないという考えになってしまいます。

子どものためというよりも自分のためになっていってしまいますので、子どもにとっては非常に迷惑な話をなります。

4.他に打ち込めることがない

仕事をしていなかったり、あまり忙しくはありません。

また、自分自身が夢中になれるものがなかった場合は全ての力が子どもに注がれることになってしまいます。

子どものためにいろいろとしてあげるのは良いことですが、お金も時間も全て子どもに注がれては受け止める側は大変です。

本人は子どもと二人三脚で歩んでいると思いがちですが、その実は子どもの気持ちを無視して自分が夢中になっているだけです。

子どもに頑張らせることが自分の趣味のようになってしまっている状態です。

5.子どもを自己所有物だと思っている

子どもは親の意向に従うべきだと思っている人も教育ママになりやすいです。

表面に出さないとしても、心の中で子どもの人格を認めず自分のものとして扱ってしまいます。

そのため自分好みに育てていくのは当たり前と感じるようになり、意向に背くようなことは認めません。

自分が望んだとおりの成長をしないのであれば子どもにも厳しく接することとなり、どんどんと子どもは追い詰められていってしまいます。

子どもは自分とは別人格であるという当然ことも理解できていないので危険な状態とも言えます。

6.情報に踊らされやすい

教育ママは子育ての情報の収集に熱心です。

効果的だと言われる勉強法や、子どもの将来に関する情報を積極的に集めてきます。

その情報を自分の中で信頼度を見極めたり、自分の子どもに合っているかどうかを判断出来れば良いのですが、熱心すぎるがあまり全てを鵜呑みにしてしまいます。

良いと聞いたものは全て取り入れると結果的に子どもの負担は増していきます。

習い事や教材を増やしていけば確かに将来の役に立つでしょうが、子どもにとっても経済的にも負担は増すばかりです。

新たな情報に常に踊らされていますので、その辺りの判断も冷静にできなくなってしまうのが特徴です。

7.夫婦仲が良くない

ママだけが教育熱心な場合、夫婦仲が良くない場合があります。

夫婦仲が良くない結果として教育ママになったのか、教育ママになったことで夫婦仲が悪くなるのかは別れますが、夫の存在が希薄になっているのが特徴です。

どちらにせよ夫婦関係の寂しさを子どもに対する愛情で埋めようとしますので、そこで家族の絆を維持しようとします。

過度な教育は夫の反感を買いますが、そうするとさらに意固地になってしまいますので子どもには迷惑な話です。

教育ママは愛情に溢れているという見方もできますが、その愛情のベクトルが少しおかしくなってしまっています。

子どものためにしていたことが、いつの間にか自分のためになってしまっていて、子どもの気持ちは無視されてしまいます。

子どもが一緒にやる気になっていれば心強い味方ですが、そうでない場合は子どもを苦しめる存在になってしまいます。