父親は全ての子供から尊敬されて愛されているわけではなく、中にはろくでもない父親失格と呼ばれるような人います。
どのような父親がそんな風に呼ばれているのでしょうか。
これから父親になる人や父親との関係に悩む人にも参考にしてもらえたら幸いです。
【特徴・方法】
1.仕事が長続きしない
「給料が低過ぎる」「からだが追いつかない」などとあれこれ理由をつけて仕事が長続きしないダメ男は父親失格です。
何でも我慢するべきということではないですが、父親失格と言われて頻繁に転職しては文句ばかり言っている人に限ってどうでもいいことに不満を持っていることがあります。
よほど条件がいいか気分がのった時にしか働きたくないという根本的な怠け者な場合も多く、一度辞め癖がつくとなかなか直りません。
家族の生活にももろに影響を及ぼす困った父親です。
2.妻や子にバカにされても反論しない
父親として最低限の威厳は保っていたいものですが、妻や子にバカにされてもろくに反論せずへらへら笑ってごまかしたりだまっているだけなんて情けない父親ではないでしょうか。
特に子供が父親を敬わずに失礼なことを言ってきた時は親としてしっかり言い聞かせる必要もあります。
それをせずに放っておくのは父親としての地位をすでに失っていると判断でき、状況を変えようとしていないとも言えます。
3.給料を好き勝手使ってしまう
一家の大黒柱である父親の収入は家族全員を支える大切なものですが、家族を支えているという自覚が足りない父親ならその給料を「自分が稼いだお金だから」と好き勝手使ってしまうことがあります。
これは父親失格な行動です。
母親は残ったお金でやりくりをせねばならなくなりますが、生活が苦しいことをやりくりが下手な妻のせいなどと罵ってくるような父親もいて最悪です。
4.自分の価値感を妻や子に押し付ける
父親が偉いとでも思い込んでいるのか、自分の価値感を妻や子に押し付けてばかりの父親もいます。
それではあまりにも一方的過ぎて家族に受け入れてもらうことも難しくなり、父親失格などと言われることも想像できます。
妻や子が求めているのは父親の勝手な価値感ではなく冷静な判断や多様な意見です。
決して頭ごなしに自分だけの思いを主張し続けるのはやめましょう。
5.暴力をふるう
暴力をふるう男なんて父親に限らず最低です。
妻に暴力をふるうならそれを見ている子にも恐怖心や悲しみを与えることとなります。
子供に暴力を振るうと怪我や心の傷も目立ち、人生においてかなり長い間引きずって苦しませることもあります。
暴力をふるっている本人は時間が経てば忘れてしまうようなことかもしれませんが、暴力をふるわれたり見てしまった方はなかなか記憶から消すことができません。
お酒を飲んでもストレスを抱えてもどっしりとかまえてほしいというのが本音です。
6.父親としての意見を求められてもぱっとしない
父親としての意見を求められた時は父親の見せ場でもありますが、みんなが期待するような心に残る言葉や解決にもっていけそうな意見が聞けないと頼りない父親だと感じさせます。
その結果父親失格などと言われ、どんどん頼りにされなくなっていきます。
それが怖くて最初から人任せで乗り切ろうとする父親ならますます父親失格です。
最終手段として使えない父親を求めている人がいるとは思えません。
父親失格な人というのは自分勝手な人や頼りない人が多く当てはまります。
これから父親になろうという男性はぜひ我慢と主張をうまく使い分けて頼もしい父親になる努力をしてください。
父親との関係に悩む子の立場の人は、父親がやることの結果だけではなくその過程や思いにも注目してみると理解が深まっていけるのではないでしょうか。