子供を上手に寝かしつける方法4個

最終更新日:2017年12月15日

子供が寝てくれないと焦りますね。

しかし、焦れば焦るほど子供は寝てくれないというジレンマがあります。

ここでは、上手に子供を寝かしつけるための方法についてご紹介します。

1.入浴させてから寝るまでの間の過ごし方について

まず、入浴後の時間の過ごし方が大切です。

特に、寒い時期は、入浴後に体が冷え切ってしまうと、布団に入ってからも寒くて眠りにくいことがあります。

理想は、入浴後速やかに布団に入らせることではありますが、親の都合もあり、なかなか難しいかもしれません。

その場合はせめて、入浴後、暖かい部屋で過ごさせてあげることと、できるだけ精神的な興奮をさせないような過ごし方をさせてあげることが必要です。

魅力的なテレビやオヤツなど、誘惑はありますが、テレビは録画して、なるべく就寝前は見させないようにしましょう。

オヤツについても、食べさせてしまうとその後歯磨きをさせなくてはならず、そこでも手間取るので、できれば食べさせないほうが良いでしょう。

夕食をしっかりとらせれば、オヤツはいらないものです。

どうしても食べさせる場合、あまり刺激的な味のものは避けましょう。

また、寝る前に水分の多い物を食べさせすぎると、トイレに行きたくなって寝つきが悪くなるのでその点にも気をつけてください。

2.絵本の読み聞かせ

寝る前の絵本の読み聞かせは、子供の心を落ち着かせて眠りに誘うのに効果的な方法です。

この方法を使う上で大切なのは、絵本のチョイスです。

絵本によっては、面白おかしくて子供がゲラゲラ笑ってしまったり、絵が変わっていて目に刺激が大きいものがあります。

また、静かな話であっても、お化けが出てきたり、不幸せなオチだったりすると、そうした絵本を読ませられた子供は不安になって余計に寝なくなってしまうかもしれません。

子供のタイプにもよりますが、眠る前にふさわしい絵本を親がチョイスしてあげましょう。

部屋を少し暗くして、読み聞かせをしてあげることで、子供が安心することができます。

3.一緒にお祈りをしてみる

特定の宗教に入っている、いないに関わらず、子供と一緒に神さまにお祈りをしてみるというのも、子供の心を落ち着かせるのに効果があります。

特に決まった言葉や方策はありませんが、子供が日々実現したいと思っていることや、不安に感じていることについて、一緒にお祈りをしてあげるといいでしょう。

やさしい言葉をつかって、親が言った言葉を繰り返させるような方法をつかうと、子供とのコミュニケーションにもなって良いです。

もし、可能であれば、空の星が見えるような状況で、空を見上げながら大きい存在に思いを向けてひと時を過ごすことも効果的です。

子供といえども、友達関係や生活で悩みを持っていることもあります。

そうしたときに、寝る前にお祈りをして心を整理する時間を持つことで、落ち着くことがあります。

4.物語を語ってあげる

部屋を暗くして、童話などの物語を語ってあげるのも良い方法です。

桃太郎や一寸法師など、親がよく知っているような話でも良いですし、親が適当に作った物語でも構いません。

あまりクオリティの高い話をしようとすると、親の負担になるので、多少適当な部分があっても、優しい言葉で話をしてあげれば十分です。

コツとしては、絵本の読み聞かせをする場合と同様に、子供が興奮するような話や、怖い話はしないようにしましょう。

最近はインターネット上に、子供向けの物語がいろいろ公開されていますから、そうしたものを親が折に触れて記憶しておくと、寝かしつけるときに使えます。

さまざまな方法を述べてきましたが、共通するポイントとして安心感を与えてあげることが大切です。

子供に積極的に居心地の良い空間を提供するとともに、親も、夜間うるさくしない、親子ケンカを子供に聞かせないなど、子供が眠れるような状況にもっていくような過ごし方をすることが重要です。