子育てに失敗する親の特徴6個

最終更新日:2018年8月8日

子育ては思い通りにいかない事が多く大変ですが、子育てに失敗する親には共通した特徴があります。

親の考え方で子育ては変わるため、成功や失敗はある程度親次第です。

そこで、子育てに失敗する親の特徴を紹介します。

1.良い環境で育った

経済的に苦労しないで育った子供は、余計な心配をしないで成長するため、自分の理想に近い生き方で大人になります。

ただ、それができたのは親のおかげで、自分の力で成し遂げた環境とは違います。

自分が親になった時、子供に良い環境を与えられると上手くいきますが、与えられない場合は子育ての難しさを感じる傾向です。

子供の成長に良い環境は経済的な部分に限らず、ちょっとした生活習慣も関係してきます。

例えば、洗濯がいつもしっかりされていて、着る洋服に毎日困らないという環境は、親がちゃんと家事をこなしているからで、子供時代には分からない親の努力です。

2.挫折した経験がない

失敗は成功の元と言われますが、挫折から立ち直ると以前より成長して強い人間になっていきます。

また、挫折した経験があると失敗する人の気持ちが分かるので、理解力のある親になれます。

しかし、挫折した経験がないと失敗する人の気持ちに寄り添えないので、頭の固い親になりがちです。

子供が失敗したり成績が悪い時、頭が固いと怒るだけになったり子供に合う解決方法を見つけられないなど、子育てに失敗するケースがあります。

子育てに失敗する親を見ると、完璧主義や挫折した経験がないなどのケースが多く、特徴的な部分と言えます。

寄り添える親は、子供の気持ちを理想できるので、自分の子供に合った子育てができ上手くいく傾向です。

3.理想が高すぎる

子育てに失敗する親の特徴に理想が高すぎるという点があり、高すぎる理想が色々な失敗を生みます。

例えば、子供がサッカーを習っていて上手くならない場合、親の理想が高すぎると頭ごなしに怒ったりサッカーを辞めさせたりします。

適度な理想は目標になりますが、理想が高すぎると行動の妨げになり、子育てに失敗する可能性が高くなります。

理想が普通の親は、子供が上手くいかなくても頭ごなしに怒らず、どうすれば上手くいくか教えながら解決を目指します。

また、親の理想が高すぎると子供のストレスになるケースもあるので、のびのびした子供ではなく親の顔色を意識するようになり、子育てに失敗するリスクが高くなります。

4.過保護

親は子供を大切に育てますが、過保護だと子育てに失敗するケースが多々あります。

幼少期は細かな点まで意識して育てる必要があるものの、小学2年生あたりからは徐々に自立性を育てる必要があります。

特に、毎日の生活習慣で洋服の用意や食器の片付けなど、お手伝いをさせることは大切で、これらをさせることなく過保護にすると、子育てに失敗するケースがあります。

子育てに失敗する親は、もう少し大きくなったら手伝ってもらおうと考えがちで、途中から過保護を止めても子供は対応できません。

なるべく早い段階から自立性を育てる必要があり、過保護期間が長いほど後々苦労する傾向です。

5.間違った部分に力を入れる

教育方針は家庭によってそれぞれ違い、Aちゃんの家で許される事でもBちゃんの家では許されないというケースは多々あります。

その為、間違った部分に力を入れる親もいて、子育てに失敗する親の特徴と言えます。

例えば、これは駄目でしょうという事をOKにしていて、そこは良いでしょうという点を駄目にしている家庭もあります。

親によって気になる部分が違うので、親の感覚や性格が子育てを失敗する原因にもなります。

何でも周りに合わせる必要はありませんが、間違った部分に力を入れていないか確認することは大切です。

特に、マナー的な部分に親の教育が反映されやすいので、間違った部分に力を入れる親は子供のマナーが悪いという特徴があります。

6.自分ができない事を押し付ける

子育てに失敗する親は、自分ができない事を子供に押し付ける傾向があり、それが失敗の原因になりがちです。

小学生が毎日自宅で勉強するという習慣は、誰にでもできることではなく、させる親が子供の時やっていないケースが主流です。

自分ができない事を押し付けるのは無理があるので、結果的に失敗します。

また、勉強に限らず親は子供に色々な理想を押し付けるので、内容によっては難しい事も多く子供を迷わせる原因になります。

その為、子育てに失敗しない方法の一つは、自分ができることを子供にやらせるという教育方針です。

無理のない教育は、子供が親に相談しやすくなるので、子供の状態を把握できます。

子育てに失敗する親の特徴は個々に差があるものの、過剰な方針や見過ごす部分が多いという点は共通しています。

また、生活環境は子供の成長に大きな影響を与えるので、子供の生活環境を考えられない親ほど子育てに失敗する傾向です。

自分の子供を理解することが大切で、子育てに成功する親はある程度余裕を持って子供に接しています。