毎月お金のやりくりに苦労していたり、給料日前にお金がなくなるという人は、節約が上手な人の真似をしてみると良いかもしれません。
節約上手な人の特徴を知り、取りいれられるものを一つずつ真似て、お金の使い方を見直してみるようにしてみましょう。
今回は節約上手な人の特徴をご紹介します。
1.計画性がある
節約上手な人は、同時に計画上手とも言えます。
何が必要で何が不要なのか、事前に仕分けしておき、その計画通りにこなしていきます。
必ず出費が必要となるものを事前に把握しておくだけでも、節約する範囲が明確になり、
無駄遣いをすることが必然的に少なくなります。
この計画が優れていることで、後々になって「あれも必要だったの忘れてた」ということを回避できます。
必要なものが「今」なのか「これから」なのかによっても計画が異なってくるため、自分で毎月計画を立てるようにしてみると良いでしょう。
2.現品を見て、比較して購入
節約上手な人は、即決で物を買ったり、触れずに購入するといったことが少ないです。
欲しいと思ったものは、実際に足を運んで見て、現品を触り、さらに他社と比較して購入するという流れになる人が多く、
衝動買いや即決で購入という人は少ないのです。
今ではネットを利用して物を買える時代になったため、物を見ないで触らないで購入するという人も増えています。
同時に、「思っていたのと違う」「間違っていた」と後悔するケースも少なくなく、単にお金の無駄遣いになるケースも多いもの。
こうした「無駄」を未然に防ぐためにも、節約上手な人はネットではなく実際にお店での購入を心掛けている人が多いのです。
ネットを活用して一番安いお店で買うにしても、実物をお店で見てみるなどの作業を取りいれてみると良いでしょう。
3.初めに貯金をする
収入が入ると、まずは出費のことを考えてしまいがち。
出費で残ったお金を貯金に回すという人が多く、この方法では貯金額が増えないのです。
節約上手な人は、まず初めに貯金という名の出費をします。
あえて初めに貯金をすることによって、出費の中でも必要なもの不要なものを厳選することができ、
さらに細かく計画を立てることが出来るようになります。
「このくらいなら使ってもいいかな」という安易な考えを持たないように、初めのうちに貯金をしてしまう。
こうすることによって、無駄に使えるお金を手元にない状態にし、出費が出来ない状況を自分で作っているのです。
4.現金主義でカードは持たない
節約上手な人は、カードを持たない人が多く、またキャッシュカードすら持たないという人もいます。
常に現金での支払いにすることによって、忘れがちな後々来るカードの請求をなくしています。
またキャッシュカードも持ち歩かないようにすることで、「これ欲しい」という衝動的な思いを留めることが出来ます。
毎日必要な分だけお財布に入れて、欲しいと思うものがあっても一度家に帰ってから検討する時間を設けるのです。
「欲しい」と思った時に購入することによって満足を得ることが出来ますが、
後から「あまり使わないな」とか「こっちの方が安かったな」と気付き後悔することもあります。
またすぐに引き出せるキャッシュカードがあることによって、日頃節約した生活をしているのに誘惑に負けておろしてしまうこともあります。
このような事を防ぐために、カード類は持ち歩かない、すべて現金にて買い物をすると心掛けている人が多いのです。
節約したいと思っていながらも節約出来ない人は、節約出来ない環境を自ら作ってしまっている可能性があります。
現金がなくても便利に買い物が出来るカードを持ち歩いていたり、
衝動的に買い物をしたくなる気持ちを抑えられなくなったりと、自身の行動を見直す必要があります。
事前に計画を立ててみることや、必要な分だけ現金で持ち歩くことを自分に取り入れてみれば、案外簡単に節約できるかもしれません。