メタボリック症候群な人の特徴4個。生活習慣を改善しましょう!

最終更新日:2016年12月22日

今、メタボリック症候群の人が増えています。

これを放置してしまうと、様々な体の不調を引き起こし、成人病を発症させる原因にも繋がります。

成人病は、命に関わる病気を併発することがあるため、決して軽視はできません。

そこで、メタボリック症候群な人の特徴を紹介します。

自分に当てはまるものはないかどうか、チェックしてみてください。

1.早食いの傾向がある

メタボリック症候群な人は、大半が早食いであるという特徴があります。

同じ量の食事をしても、他の人の倍以上のスピードで食べ終わってしまいます。

早食いをすると、脳の満腹中枢ガス劇慣れなくなるため、「いくら食べてもまだ足りない」という状態を引き起こします。

そのため、ついつい食べる量を増やしてしまうようになります。

早食いをすると、食べ物が十分にかみ砕かれていないまま胃に入ってしまうので、消化がきちんと行われなくなります。

十分な消化が行われなかったまま食べ物が腸に入っていくと、腸の働きが鈍くなり、便通が悪くなります。

結果として、食べたものを外に排出できず、体内に過剰な栄養分ばかりが溜まっていき、肥満の原因になります。

これらのことからわかるように、早食いはメタボリック症候群の直接的な原因となり得るのです。

2.運動する習慣がない

メタボリック症候群な人は、運動の習慣がありません。

そのため、エネルギーを消費することができず、食べたもののカロリーがそのままどんどん蓄積していくばかりという状態になります。

彼らは日常生活においても、「面倒くさい」が口癖で、なるべく体を動かさないで済むように意識して過ごしています。

例えば、大した距離でもないのに歩かずに乗り物を使ったりします。

例えば、遠くにある物を取る時、歩いて取り行こうとせず、横着して座ったまま・寝転がったまま取ろうとします。

このような習慣が繰り返され、カロリー消費が全く行われなくなり、どんどんメタボリック症候群が加速していくのです。

3.食生活に偏りがある

メタボリック症候群な人は、毎日の食生活が乱れているということが大きな特徴です。

まず、3食きちんと決まった時間に食事をすることがありません。

「時間がないから1食抜いてしまう」「お腹がすいたら、その時に大量に食べる」などといったことを繰り返しているため、

満腹状態の時間と空腹状態の時間のバランスが取れません。

これが肥満に繋がり、メタボリック症候群の原因になります。

食べるものに関しても、栄養を意識した食事をしないという問題点があります。

自分の好きな食べ物ばかりに偏り、嫌いな食べ物を避けてしまうので、摂取する栄養に大幅な偏りが生じます。

このことも、メタボリック症候群の大きな原因の1つです。

4.大量飲酒の習慣がある

メタボリック症候群な人は、お酒好きな人が多い傾向があると言われています。

普段から大量飲酒の習慣があると、メタボリック症候群になりやすくなります。

まず、お酒はカロリーが高いため、毎日のように大量に飲むと、確実に肥満を引き起こします。

比較的細身の体型が維持されている人であっても、大量飲酒を行うことによって内臓脂肪が増え、メタボリック症候群予備軍となってしまいます。

更に、お酒は体のむくみにも繋がるため、これが体重増加の大きな原因となります。

たまに少量のお酒を飲むだけなら問題ありませんが、大量飲酒の習慣がある人は、

メタボリック症候群になりかけている可能性があると考えて良いでしょう。

メタボリック症候群の原因は皆、生活習慣にあります。

そのため、メタボリック症候群な人たちは、毎日の生活習慣に乱れがあるということが大きな特徴であると言えます。

しかし、成人病を発症する前であればまだ間に合います。

できるだけ早い段階で生活習慣を改善すれば、メタボリック症候群を解消することができます。

今はメタボリック症候群専門の医療機関もあるので、1人で生活習慣を改善する自信がなければ、医師の指導を受けるという方法もオススメです。