立ち直りが早い人の特徴4個

最終更新日:2017年5月21日

立ち直りが早い人は、嫌なことがあっても、一晩寝ればすぐに知れを忘れてしまいます。

そのため、悩みや苦しみを長く引きずることがありません。

他の人たちから見ると、非常に羨ましい性格であると言えるでしょう。

では、立ち直りが早い人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

1.他人の言葉をいちいち真に受けない

立ち直りが早い人は、他人の言葉にあまり左右されません。

彼らは元々、他人の言葉を真に受けないタイプだからです。

たとえ相手が真剣にものを言っていたとしても、「話半分」で聞いているので、

相手の言葉がいちいち心に引っかかってくるということがあまりないのです。

彼らは、人から何かを言われた時、「相手は今こう言っているけれど、もしかしたら今体調や気分が悪くて、

こんな言葉を発しているのかもしれない」

「思わず感情が暴走して、こんな言葉がポロッと出てしまっただけかもしれない」と考えるます。

決して、言葉だけで相手の真意を判断することはありません。

だからこそ、相手が発した言葉だけを真に受けて一喜一憂することがないのです。

2.嫌なことがあった時は、早いうちに気分転換をする習慣を持っている

どんなに立ち直りが早い性格の人の元にも、嫌な出来事はやって来ます。

しかし、立ち直りが早い人は、嫌なことがあった時、早い段階で気分転換をし、

嫌な気分を長く引きずらないようにする習慣が自然に身に付いているのです。

その結果、どんなことがあっても長々と苦しむことがなくなり、すぐに次のステップへと進んでいくことができます。

「気分転換」というと、「嫌なことを無理矢理忘れるために好きなことをする」と勘違いされてしまいがちですが、

立ち直りが早い人の気分転換はそのようなものではありません。

彼らは、泣きたい時はすぐに大泣きし、腹が立てば遠慮なく大激怒して、感情を抑圧しないようにしています。

そして、「何もかも嫌になって疲れ切った」という時は、たとえ忙しくても、遠慮なく体を休めてしまいます。

このようなことを習慣づけることで、すぐに気分をスッキリ切り替えることができるようになるため、

どんなことがあっても、彼らは短期間の間に立ち直ることができます。

3.言いたいことはその場で言う

悩みを抱えやすい人というのは、「言いたいことがあるのに、なかなか言えない」というタイプが多くなります。

言いたいことが言えないと、悶々としたエネルギーが自分の内側に溜まっていくため、

どんどん心がネガティブになっていきます。

この状態が蓄積すると、ストレスが限界になって、なかなか立ち直れなくなります。

しかし、立ち直りが早い人は、言いたいことがあったら、遠慮せずにその場で行ってしまうという特徴があります。

「こんなことを言ったら、相手に申し訳ない」という罪悪感は彼らにはありません。

「言わなければ、一生相手にはわかってもらえない」というのが、彼らの考えだからです。

そのため、「言いたくても言えないこと」を心の中に溜めておくということがありません。

そのため、心の中が常にスッキリした状態にあり、

どんなことがあってもすぐに立ち直るだけのエネルギーが生まれやすいのです。

4.普段からよく笑い、「人生は喜びに満ちたものだ」と信じている

とても不思議なことですが、立ち直りが早い人には、「普段からよく笑う」という共通点があります。

彼らはちょっとしたことでもすぐに笑い、自分の人生を明るいものに変えてしまうことができます。

そのため、常に「毎日が楽しくて仕方ない」という状態になり、

悩みや苦しみが彼らの中に入ってくる余地がなくなります。

彼らは、「人生は喜びに満ちている」ということを信じて疑わない傾向があるため、

無意識的にポジティブな選択を繰り返します。

その結果、どんなことが起きてもどん底の状態になることがなく、

激しく落ち込む前にいつの間にか立ち直ってしまいます。

立ち直りが早い人は、物事を深刻に捉えることがありません。

もちろん、「真剣になること」はありますが、「真剣を通り越して、深刻になる」ということがないのです。

そのため、彼らには「ある種の軽やかさ」があるということが大きな特徴です。

常に心が軽やかな状態であるため、自分の内側にネガティブなものを溜め込むということがありません。

この「心の風通しの良さ」が、彼らの立ち直りの早さの秘密です。

嫌なことがあると、人はどうしても重苦しくなってしまいます。

しかし、彼らのような軽やかさを身に付けることで、

早く立ち直るための底力を育てることに繋がります。