世の中には期待されればされるほど、
実力を発揮できる人とそうでない人がいます。
その中でも、今回はそんな周囲の期待に応える人の特徴についてご紹介します。
1.期待されることが嬉しい
周囲の期待に応える人は、期待されていることを自分の喜びとして受け入れられる人です。
期待される=必要とされているという認識のため、期待されればされるほどやる気になります。
周囲の期待に応えることが、このタイプの人の喜びなので、
そのことで人生も生き生きとし、元気に生きていけるタイプの人です。
ただし最初は期待されてただただ嬉しくやる気に満ちていても、
それが何年と続いていくと気持ちが疲れてしまうこともあるので、
周囲に期待させすぎないように自分で調整することも必要です。
2.プレッシャーを力に変える人ができる
周囲の期待は時としてプレッシャーになることもありますが、
このタイプの人はプレッシャーを良い力に変えることができます。
プレッシャーに弱い人であると、周囲の期待に押しつぶされてしまい、
本来の実力を発揮することができません。
しかし周囲の期待に応えたい人は、周りの応援を力に変えることができる、
とても器用で前向きな性格の持ち主です。
期待されればされるほど燃えるので、やる気もアップしていきます。
3.周囲からの信頼を得たい
周囲の期待に応える人は、ただ単に喜びを得るためだけではなく、
期待に応えることで信頼を得たいと思っている人が多いです。
期待されたときに、それ同等の働きあるいはそれ以上の働きや活躍をした場合、
その人の評価は上がります。
評価が上がると自然とあの人なら大丈夫という安心感や、
あの人なら任せられるという信頼感が生まれるものです。
そうした部分をきちんと理解しているので、周囲の期待に応える人は周りからの信頼を得て、
自分の地位や名誉などを上げていき、ある程度の立場を確立していきたいという野望を持っている人も多いです。
それ自体は悪いことではありませんし、人間として上を目指す向上心はみんなが持っているものです。
ただし、それが見えすぎてしまうと自分の利益のためと気づかれてしまうので注意が必要です。
4.断ることができずに応えてしまう
最初は快く周囲の期待に応える行動をしていた人でも、
だんだんとそのプレッシャーを重く感じ始めるものです。
それを重く感じない人はよいのですが、重く感じているのにも関わらず、
期待を断ることができずに応え続けているという人も中にはいます。
周囲の期待に応えないことが裏切り行為と捉えられてしまうことを恐れ、
断りたいのに断れない辛い状態で耐えています。
そのため、誰もが必ずしも周囲の期待に応えたくて応えているというわけではないのです。
断り切れなくて精神的にも肉体的にも辛い思いをしているという人は、
どんどん深入りをしてしまう前にNOという勇気を持ってほしいと思います。
できないことは断る、自分のキャパシティーを超えるものはきちんと判断していくことこそが、
本当の意味で周囲を裏切らないことです。
以上のように周囲の期待に応える人は、周囲の人のために働くことが嬉しい人と自分が得するために動く人、
それから断りたくても断れず、仕方なくがんばっている人がいることがわかりました。
そのタイプの人も、周囲から期待され、それに応えることのできる能力を持っている有能な人です。
ただし、周囲からの期待に応えすぎてしまうと、いつかは精神面、肉体面ともに疲れてしまう日がやってきて、
それが原因で自分が壊れてしまうこともあります、人の期待には適度に応えるようにし、
断る部分は断るなど自分自身の状態を大切にしながらにしましょう。