パワハラが酷い上司には特徴が幾つかあり、受ける立場からすると、そういった上司の元では働きたくないものです。
今回はそんな危険なパワハラ上司の特徴をご紹介します。
1.成り上がり
パワハラが酷い上司の特徴として典型的なケースが、成り上がりで出世した人です。
学歴ではなく会社創設メンバーだったり、営業成績が良く実力で出世したタイプは、パワハラが酷い特徴があります。
自分が営業をしていた時の市場と、現在の市場の違いをあまり配慮しないので、自分が望む働きを部下がしないとなんでできないんだ、という怒りを感じやすく、酷いパワハラに繋がります。
また、成り上がりで出世した人は、過剰なほど自信を持っていることが多いので、少し乱暴な雰囲気を出している人が多くいます。
創業メンバーで出世した場合は、自分が頑張ったから今の会社があるという意識が強く、部下への対応が悪くなりがちです。
2.短気
パワハラが酷い上司は、元々性格的に短気な人が多く、部下がミスをすると直ぐに怒ってしまいます。
部下がミスをしたら、上司が怒ることは会社を良くするために必要ですが、パワハラ上司はミスの大小問わず部下を叱る傾向です。
また、段階的に怒るのではなくいきなりマックスで怒るのもパワハラが酷い上司の特徴です。
怒り方はそれぞれ違い、仕事に関係のない外見や性格を責める上司も多くいます。
上司と部下の絆があれば、パワハラと感じませんが、信頼関係無しで上司が怒ると部下は単なるパワハラとしか受けとりません。
3.しつこい
パワハラが酷い上司の特徴に、しつこいということがあります。
しつこいイコール根に持つタイプなので、1人の部下をターゲットにパワハラを続けます。
パワハラをする上司は、複数人に対しやるより決まった相手にだけパワハラをする特徴があるので、上司の評判は全体的に悪くならないというケースがほとんどです。
全体的にパワハラをする上司は、社内で噂が広がり異動になってしまうので、目立たないパワハラをするという特徴もあります。
一度ターゲットにされたら、色々な角度からパワハラを仕掛けてくるので、される立場としては悩みを抱え対処できないと、退職するケースも少なくありません。
4.好き嫌いで判断する
パワハラが酷い上司は、自分の好き嫌いで部下と接することが多く、嫌いなタイプにはパワハラをすることがあります。
パワハラは、言葉や態度だけではないので、会社側は判断つきにくい部分でもあります。
例えば、嫌いな部下には仕事を回さないとか、みんなが嫌な仕事を回すなど、この行為はれっきとしたパワハラ行為です。
好きな部下を徹底的に可愛いがる上司は、パワハラが酷い上司の可能性もあります。
5.自分より上の人にはめっぽう弱い
パワハラが酷い上司は、自分より上の役職者に対しめっぽう弱いという特徴があります。
上から受けるストレスを、部下にパワハラとして発散するので、酷いパワハラをする上司になってしまいます。
この場合、会社全体がパワハラ体質のケースもあり、上司自信がパワハラを受けてきた可能性もあります。
自分より上の人にでも、しっかり意見を言えるタイプは、部下からの意見も聞けるタイプなので、パワハラをする可能性は低く部下からの信頼も厚くなるので、叱ってもパワハラと受けとられなくなります。
パワハラが酷い上司は、部下でも社内で評判が高い人間には優しくする特徴もあるので、力関係を意識した人にパワハラをする人が多いとも言えます。
パワハラは、最近では問題になっているので、企業でも改善に取り組む所が増えていますが、線引きが難しい部分でもあります。
しかし、パワハラをされて泣き寝入りするのだけは避ける必要があり、早目に会社の人事や相談できる機関を利用するのが大切です。
また、パワハラが酷い上司の特徴は、会社や人によって違いがあるので、これらの特徴が全てあてはまるとは限りません。