態度やものごし、ふるまいなどが落ち着いていて上品な女性のことを「おしとやか」と表現します。
おしとやかな女性は男性から好かれますし、同性から見ても憧れの存在になることが多いものです。
では、おしとやかな女性には具体的にどんな特徴があるのでしょうか。
1.しゃべり方が静か
おしとやかな女性には「静かにしゃべる」という特徴があります。
もともと、口数のあまり多い方ではなく、言葉数自体が少ない傾向があり、
それが物静かな印象を人に与えると考えていいでしょう。
ただし、おしとやかな女性が必ずしも無口というわけではありません。
友人と楽しくおしゃべりをすることもありますし、必要なことを相手に伝えたり。
会議やミーティングで積極的に発言することもあります。
その場合でも、声のボリュームが小さめで、しかもしゃべるペースがゆっくりなので、
聞いている人の耳に心地よく、物静かな印象になります。
つまり、しゃべっている時でさえ静かなのが、おしとやかな女性の大きな特徴ということになるでしょう。
2.言葉づかいがていねい
おしとやかな女性の話し方の特徴がもう一つあります。
それは、言葉づかいがていねいということ、上品な育てられ方をしてきましたので、
おしとやかな女性には上品な言葉づかいが自然に身についています。
まちがっても、男性が使うような言葉を口にすることはありませんし、下品なギャクなどを使うこともありません。
また、敬語が正しくに使えるというのも、おしとやかな女性の話し方の大きな特徴でしょう。
最近は多くの人が敬語を苦手としていて、まちがった使い方をするケースが少なくありません。
尊敬語、謙譲語、丁寧語を混同したり、取り違えて使う人がよくいます。
その点、おしとやかな女性は適切な正しい敬語を使いこなすことができます。
そんなところに育ちの良さが表れるのが、おしとやかな女性ということになるでしょう。
3.感情をコントロールできる
喜怒哀楽を激しく表現しないというのも、おしとやかな女性の特徴でしょう。
人間である以上、どんなにおしとやかな女性にも感情の起伏は当然あります。
嘆き悲しむこともあれば、怒りを覚えることも時にはあるに違いありません。
しかし、それを人前でストレートに表現してしまうことはありません。
涙を見せることはあっても、声を上げず静かに涙を流しますし、怒りの感情はできるだけ表さないようにします。
それは、おしとやかな女性には自分の感情をコントロールできるという特徴があるからです。
そこには、人前で感情をあらわにするのは恥ずかしいという意識が働いています。
つまり、羞恥心が強いのが、おしとやかな女性というものです。
4.大きな口を開けない
おしとやかな女性は、人前で大きな口を開けることはありません。
それも「恥ずかしい」という意識によるものですが、
例えば、声をあげて笑う時でも、できるだけ口を開けないようにし、
手で口を隠しながら笑うのが、おしとやかな女性の笑い方の特徴です。
食事の時も同様です。
大きな口を開けて食べ物にかぶりつくというようなことはしません。
できるだけ口を小さく開けてものを食べるのが、おしとやかな女性の食事のスタイルと言っていいでしょう。
5.おしゃれよりも身だしなみを重視する
外見が落ち着いていて上品と言うのも、おしとやかな女性の特徴です。
必ずしもファッションが地味というわけではありませんが、
派手な服や目立つ髪型、濃い化粧などは避けるのが、おしとやかな女性です。
また、おしゃれよりも身だしなみを重視するという特徴もあります。
それは、「オシャレをして目立ちたい。
人から注目されたい」という意識がおしとやかな女性にはなく、
「人を不快にさせるようなことは避けよう」という意識が強いためと考えていいでしょう。
つまり、人を不快にさせないよう、身だしなみに気を使うのが、おしとやかな女性の特徴です。
異性の身ならず、同性からも好かれるのがおしとやかな女性です。
「自分もそうなりたい」と思っている方は、参考になさってみてください。