大型新人とはどのような人物か。その特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

新年度になると会社等の組織には新人、新入社員が加入しますね。

その時期になるとチラホラと耳にする「大型新人」と言うフレーズ。

大型新人と言われる人は、どのような特徴を持つのでしょうか。

1.秀でた実力、能力、才能を持つ

大型新人と称されるには、やはり同じ新人の中でも一際目立った実力を兼ね備えています。

スポーツであれば、秀でた運動能力や勝負強さを持っています。

新人として加入している他の誰よりも、高い運動神経を持っていたり、ここ一番の勝負強さを持ち合わせています。

技術系の仕事であれば、秀でた器用さや集中力などです。

接客系の仕事であれば、対応能力は接客の実力として、

頭の回転の速さは作業と接客のバランス配分を組み立てる能力として、

仕事に良い影響を与え、その仕事ぶりは周りの人よりも一際目立ちます。

このように、他の誰かが一生懸命に努力して身に付けようとする技術をも、

それよりも短い期間で習得することができたり、天性で既に対応しているなど才能を持ち合わせていて、

その道に関連する必要不可欠な能力や実力が、同じ立場の人間よりも抜きに出ている訳です。

そのため、誰から見てもその実力や能力は目に留まりますし、上司や先輩からも一目置かれ、「大型新人」と称されるようになります。

2.既に経験やキャリアを積んでいる

才能とは関係なく、これから必要な物事に関して既に経験やキャリアを積んでいます。

接客業であれば、学生時代から接客のアルバイトを経験していて、

既に接客業を経験している為にスマートな接客やスムーズな動きが身についている訳です。

技術系であっても、既に経験している方が仕事もスムーズに進み、対応力も身についていますよね。

このように全てが初めての経験ではなく、既にその道の経験があったり、

早い時期から努力をしてキャリアを積み上げてしっかりと技術を身に付けている場合は、

新人と言えども高い実力と経験値を兼ね備えている為、

周囲の人間から一目置かれ期待されます。

3.自分の能力を自覚している

これは決して天狗になっている訳でも、自分に自惚れている訳でもなく、

大型新人として周りに期待される人間は、ほとんどの場合が自分の能力をある程度は自覚しています。

これは、自分の得意と不得意を客観的な視点で見ることができ、自分自身の分析と理解が出来ていると言う事です。

自分自身を理解している事で、例え自分が不得意な事柄でも、他の面から不得意をフォローし補う事を考えられたりします。

与えられた課題や仕事に関しても、要領がよく、自分をコントロールすることができるので、

苦手分野が含まれていたとしても落ち着いて取り組むことができ、

結果として好成績をあげられたり、トータルで他の人より良い結果を出せるのです。

自己分析が出来ている事によって、上手に立ち回る事ができるので何事にも自信を持って対応できます。

4.常に目標を持ち、即戦力になる

これまでの特徴を幾つか兼ね備えていると、

その時点で既に新人とは言い難い力を身に付けいていることになります。

能力や才能、その道の経験や知識、キャリアなどが土台となり、

何事にも動じずに好成績を上げられる、いわば「できる人」「もってる人」の部類です。

新人らしからぬ能力は組織の「即戦力」となり、周囲からの期待が高まります。

先輩や同僚や上司が、「期待の大型新人」と名称づけることとなります。

「期待の大型新人」とは、毎年必ず存在する訳では無いですよね。

それだけに、期待の大型新人と称される時点で周囲は一目置いているし、大きな期待をしている訳です。

先輩たちは自分の経験上で成績や結果を残す大変さも知った上で、

期待できる・即戦力になると感じるからこそ「大型新人」と言う言葉を当てはめる訳です。

言い換えれば、期待に応え、即戦力になるほどメンタル面が強くなくては大型新人にはなれません。

強いメンタルで常に自らの目標を定め、努力できるからこそ、即戦力となり結果を残すことができます。

秀でた能力や実力を持った大型新人と言われる新人さんも、

その能力が元からの才能である場合もあれば、

人並み以上の努力をコツコツと地道に積み上げてきた場合もあります。

どちらにしても、期待されて大型新人と呼ばれるからには、少なからずプレッシャーにもなるはずです。

そのプレッシャーをもパワーに変換してしまうほどの強い精神力を持たずして、

人並み以上の能力や技術は手に入れられません。

たとえ大型新人と呼ばれなくても、自ら常に目標を持ち、

向上心を忘れずに努力を積み重ねる事で、結果がついてくるはずです。

もしも身近に大型新人と言われている存在が居たなら、

どのように努力・行動しているかなどを観察して参考にしてみると、

何かしらの気付きや発見になるはずです。