禁欲主義者の特徴5個

最終更新日:2017年4月24日

人間が生まれつき持っている欲望を悪いことと考えて、

肉体的あるいは世俗的な要望や欲求をできるだけ抑えようとし、

それを実践している人のことを禁欲主義者と呼びます。

そういうストイックな生き方をしている人にはどんな特徴があるのか見ていくことにしましょう。

1.もともと人並みかそれ以上に強い欲望をもっている

禁欲主義者はもともと、「自分には強い欲望がある」と感じています。

こう言うと、意外に感じられるかもしれません。

「欲望が少ない人を禁欲主義者と呼ぶのではないか」と思われた方も少なくないのではないでしょうか。

一見、そんなふうに思われがちですが、生まれつき本能的、

あるいは世俗的欲望の少ない人は、そもそも「禁欲しよう」とは思いません。

その必要がないからです。

人と同程度か、あるいはそれ以上の強い欲望をもっていて、

その自覚があるからこそ、「欲望に負けないように自分を律し、精神修養をしよう」と思うわけです。

逆説的な言い方に聞こえるかもしれませんが、禁欲主義者には、

「もともと人並みかそれ以上の強い欲望をもっている」という特徴があります。

2.ストイックな自分が好き

自分を厳しく律することができるのが、禁欲主義者というものです。

その意味で、禁欲主義者には「自分に厳しい」という特徴があると考えていいでしょう。

しかし、同時に、「自己愛が強く、ストイックな生き方を実践している自分のことが好き」という心理的特徴もあります。

単に自分に厳しい人は、自己評価がどうしても低くなりがちですが、

禁欲主義者の場合は、自分を律するという点では自分に厳しいものの、自己評価はけっして低くありません。

自分で自分に高いハードルや厳しいノルマを課しますが、

それを達成できると、「できる自分」に大いに満足感を得ることができます。

また、欲望に負ける生き方をしている多くの人に対して、

「自分の方が人間的に優れている」という優越感を抱いてもいます。

つまり、禁欲主義者には「禁欲的な生き方をすることで、

心理的な快感を得ている」という、意外な特徴があるということになるでしょう。

3.ショートスリーパー

ここまでの2つは、いずれも心理面の特徴でしたが、ここからは具体的な特徴を紹介しましょう。

最初は「ショートスリーパー」つまり、「睡眠時間が少ない」という特徴です。

よく「惰眠をむさぼる」という言い方をするでしょう。

ぐずぐず寝てばかりいる怠け者を批判的に表現した言葉です。

禁欲主義者は、惰眠をむさぼるような生活をもっとも嫌います。

ですから、睡眠時間は自然に短くなりますし、二度寝をするようなこともありません。

仕事や学校のある日は言うまでもなく、休日でさえ、寝坊することなく早起きして活動開始します。

4.メタボにならない

食事を腹八分目までに抑えるというのも、禁欲主義者の生活面の特徴と言っていいでしょう。

もちろん、必要量の食事はきちんととりますが、それ以上の量を食べることはありません。

たとえ、食べ放題の店などに行っても、自分にとっての適量を越えた食事をすることはないのです。

お酒を飲む場合でも、適量を越えることはありませんし、

夜遅くに小腹が空いたからと言って、よけいな夜食を口にすることもありません。

さらに言うと、健康維持や自己鍛錬のための運動も欠かしませんから、

その結果、理想に近い体型を維持できます。

禁欲主義者には「メタボにならない」という特徴があるということができるでしょう。

5.預貯金は多いがその額を増やすことに執着はない

禁欲主義者は物欲もセーブしようとしますから、普通の人よりも物を買いませんし、

お金を使うことも少なくなる傾向があります。

その結果、金銭的な蓄えは自然に人よりも多くなると考えていいでしょう。

しかし、預貯金の通帳を見てにんまりしたり、「もっと増やそう」と考えたりすることはありません。

金銭欲についても自分を律しようとするので、お金に対する執着があまりないのです。

ストイックな生き方をしている禁欲主義者について、

2つの心理的特徴と、3つの生活面での具体的特徴を紹介してきました。

「自分もストイックな生き方をしたい」と考えている方は、参考になさってください。