仲良し兄弟の特徴3個

最終更新日:2017年5月27日

家族の間でも親よりも兄弟の方が話しやすいことってありますよね。

そんな仲良し兄弟の特徴についてご紹介します。

1.どんな事でも話し合える

家族の間で親子の関係というものは生まれてから1番最初に確立される関係です。

その結びつきというのはとても強いもので、どんなに切ろうと思ってもそう簡単に切れるものではありません。

同じ親から生まれた、もしくは同じ家庭で育った子供というのは、

親子関係のような縦の関係ではなく横の関係にある為に、対等の仲間であるといった意識が強く育ちます。

その為、自分の悩み事などを打ち明ける時にも親よりも話しやすいと感じる事が多いです。

かといって、どんな兄弟もそのように悩み事を打ち明けられる関係かというとそうではありません。

仲の良い兄弟というのはお互いにお互いの立場を尊重する事ができますが、

仲の悪い兄弟の場合は同じ兄弟であっても上下、

縦の関係になりがちなのでそこで遠慮や躊躇といったものが生まれるのです。

「こんな事を相談してもわかってもらえるはずがない」「どうせ馬鹿にされて終わり」

「真剣に取り合ってもらえない」と思ってしまい、兄弟に打ち明けるよりも友達や、

絶対の信頼をおく親に打ち明ける事の方が多いでしょう。

2.ケンカをしてもすぐに仲直りできる

歳が近い兄弟がいる場合、兄弟げんかは日常茶飯事でしょう。

特に年齢が下に行けば行くほど考え方も幼いために頭で理解して冷静に対処するという事が出来ませんから、

ケンカの回数も多くなりますし、ケンカの内容にしても小さな原因である事が多いです。

そこで終わるのは普通の兄弟ですが、仲の良い兄弟というのは兄弟げんかをした後が違います。

仲の悪い兄弟、特にまだ幼い兄弟の場合はケンカが終わってからも母親の元へ駆け寄っていき、

「○○が悪い」とか「何で謝らないといけないの」といったように相手の事を悪く言って自分だけを正当化します。

そしてなかなか元のような仲の良い状態に戻るまでに時間がかかってしまいます。

ところが、仲の良い兄弟というのはそういった長々としたケンカをあまりしないのです。

ケンカはしても、すぐにお互いの良さを認めたり、自分の非を詫びたりします。

幼い兄弟であればすぐにケンカ自体を忘れて一緒に遊び始めますし、

ある程度成長した兄弟であれば気分を変えて仲直り、

仕切り直しが出来るように言葉で和解しようとします。

成人してからの場合も同じで、ケンカをしても、

お互いに自分が悪かったと謝ることで良い関係を継続しようと努めます。

3.いつでも一緒に行動している

子供の頃は近所に歳が近い子がいれば、初めて会う子であったとしても、

みんなすぐに打ち解けて一緒に遊んだりしましたよね。

それがある程度年齢が上がってくると、急によそよそしくなったり、

恥ずかしがったりして特定の友達としか遊ばなくなってしまいます。

兄弟の場合も同じように、小さな頃はいつでも一緒に遊んでいたのに、

進学などで新しい出会いを経験するたびに兄弟ではなく特定の友達と一緒に行動する事の方が多くなってしまいます。

思春期になると家族や兄弟と一緒にいるのが恥ずかしい、と感じるようになってきますので、

ますます友達と出かけることが多くなりますが、仲の良い兄弟は友達といるよりも、

兄弟と一緒にいる時の方が楽しいと感じられ、買い物や食事など常に一緒に行動する事が当たり前のようになってきます。

家族ですから気を遣わなくても良いと言うのが一番の理由でしょう。

また、同じ家庭で育ったわけですから考え方や好みといったものも似通っていて、

細かい事まで言わなくても以心伝心するというのも一緒に過ごす理由と言えるでしょう。

やっぱり兄弟は仲良しの方が良い

同じ親のもとで、もしくは同じ家庭で育った兄弟というのは、

本当の素のままの自分をさらけ出す事が出来る数少ない人物であると言い換える事が出来ます。

そういった人が身近にいるだけで、気持ちが落ち込んだ時やつらい時には、

大変心強く感じられ、いつも平静を保てるようになります。

せっかく一緒の時を過ごす兄弟ですから、仲が良いに越した事はありません。

お互いに支えあい信頼しあって楽しい時間を少しでも長く一緒に過ごせたら良いですよね。