女性は10代前半の思春期になるとさまざまな体の変化が現れ、
誰でもある程度胸が大きくなるものです。
しかしその程度は人によって違い、中にはそれが悩みの種になることもあります。
今回は胸の小さい女性の特徴をご紹介します。
1.体重が少なめでやせている
まず胸の小さい女性は、全体的にやせている傾向にあります。
それは胸は主に脂肪が集まってできているため、
脂肪が少なめのやせている女性は自然と胸も小さくなります。
またダイエットに成功した女性が、ダイエット前よりもダイエット後にブラジャーのサイズがダウンしてしまい、
かえって悩みの種になったりすることもよくある話です。
逆にふくよかな女性は胸も大きい人が多く、それは脂肪が体にたくさんついているので自ずと
胸にも付きやすいということが挙げられます。
2.運動をしている
特に格闘技やランニングなど激しい運動をしていたり、
スポーツの大会で上位に入るような実力のあるようないわゆるアスリートの女性は、
普段から体を鍛えていて脂肪の量が全体的に少なかったり筋肉が付いたりしています。
よって胸の脂肪の量も少なくなりますし、胸にも筋肉が付くようになったりして胸が小さく見えるようになります。
ただ特に上半身を鍛えるようなスポーツをしているような女性では胸囲自体は
単に胸が大きいという女性よりも大きかったりします。
3.ホルモンバランスが不安定である
女性の胸は、生理がある人であれば生理周期によって多少大きくなったり小さくなったりもします。
また妊娠によってもホルモンの影響で大きくなったりします。
このように女性の胸はホルモンバランスによっても大きさが変わるのです。
そして例えばダイエットやストレスなどで生理周期が不安定になっていたり、
止まってしまっているような場合では胸を大きくするような女性ホルモンが分泌されず、小さいままのこともあります。
4.体質や病気の影響によるもの
ほとんどの女性は思春期になると第2次性徴として胸がある程度膨らんでくるものですが、
中には10代後半になってもそのような特徴が見られない女性もいます。
特にやせているわけでもなく、筋肉が付くような運動をしているわけでもないのに胸が小さいままです。
それは体質や病気によるものがあります。
半陰陽といって、体の性別がはっきりしないような人もいて、見た目では女性的な特徴を持っている人でも
一部は男性的な特徴を持ち合わせていることがあるので、胸が大きくなりにくいということもあります。
また原発性無月経といって、10代後半になっても初潮が起こらないような疾患もあり、
その場合も胸が大きくなったりすることがない傾向にあります。
この場合は専門の医療機関で治療を行うことで生理を起こし、後で胸が大きくなる可能性もあります。
5.胸が小さいことを悩んでいる
男性やさまざまなメディアが言う魅力的な女性の特徴の一つとして、
胸の大きなことが挙げられる傾向があるので、特に胸の小さな女性はそのことに悩んでいることも多いです。
またファッションによっては、胸がある程度ないとうまく着用できないもののありますし、
水着など胸の大きさが明らかにわかるようなものを着用する時にも他の胸の大きい女性と比較しがちで、
コンプレックスを感じる機会も多いと言えます。
胸が小さいという特徴を持つ女性は比較的多く、また胸の大きさをあらわす基準としてブラジャーのカップがあるので、
自分が人と比較して胸が大きいか小さいかを判断しやすいものです。
中には胸が小さいことをコンプレックスとしてとらえていることもあります。
また男性やメディアも女性は胸が大きい方がいいという考えが根強いので、胸が小さくて悩むことが多いのです。
しかし胸が小さいという特徴を持つという原因は、
体質や環境など自分ではなかなか変えられないようなものが多く、
確実に大きくなる理由として挙げられる妊娠以外では意図して
胸を大きくすることができる、という画期的な方法がないのが実情です。