見栄っ張りな人は、必死で自分を良く見せたがります。
そのことだけのために、ついつい肩肘を張って頑張ってしまいます。
そんな見栄っ張りな人の具体的な特徴についてご紹介します。
1.極度に気前が良い
見栄っ張りな人は、人に奢ったり、プレゼントしたりすることが大好きです。
しかも、かなりの金額のものを奢ったりプレゼントしたりするのも特徴です。
しかし彼らは、本当に相手に喜んでほしくてそれをしているわけではありません。
そうすることによって、自分がどれほどお金持ちであるかをアピールしています。
そして、それだけのお金を出して人に奢ったり、
プレゼントを買えるという自分に対して、少なからず酔ってしまっているとも言えます。
彼らにとって、奢ったりプレゼントしたりするという行為は、
自分を宣伝するための行為なので、何があっても値段の安いものは選びません。
実際にはお金がないという時でも、無理をして高いものを選び、
「お金持ち」というイメージを崩さないようにしています。
2.自分の素敵さをSNSで頻繁にアピールする
見栄っ張りな人は、SNSを頻繁に更新します。
その内容も全て、素敵な自分のアピールのための投稿です。
例えば、高級ホテルや高級レストランに行った写真を投稿したり、
ブランド物を買ったりもらったりしたことを投稿したりして、「人から羨ましがられる自分」を最大限に演出し、アピールしています。
人から羨ましがられることは、彼らにとっての生き甲斐です。
そのため、「何か、人から羨ましがられることはないか」と常に探し、見つけたらすぐに人にアピールします。
そのため彼らは非常に行動的ですが、その行動は全て、SNSで自分の素敵さをアピールするためだけのものです。
自分が心から楽しむために行動するわけではありません。
3.話す内容が大袈裟であることが多い
見栄っ張りな人は、話が非常に大袈裟であるということが特徴です。
自分をカッコよく見せるために、ついつい話の内容を盛ってしまう傾向があります。
どんな話をする時にも、自分のすごさをアピールするような流れの話に持っていき、
些細なことであっても誇張して話します。
そのため、どうしても声が大きくなったり、
身振り手振りが大きくなったりする傾向があるというのも、特徴の1つです。
彼らと会話をすると常にこの調子であるため、周りの人は疲れてしまうということもよくあります。
4.「忙しい」「時間がない」が口癖
見栄っ張りな人は、「常にバリバリ仕事をしているカッコいい自分」でありたいと思っており、
それを周りの人にもアピールして回ります。
そのため、「忙しい」「時間がない」という言葉が口癖です。
睡眠時間が少ないということも、彼らにとっては自慢の1つになります。
「睡眠時間を大幅に削ってまで頑張っている、カッコいい自分」を人にアピールしています。
しかし実際には、それが口だけであるという場合も少なくありません。
忙しくもないのに、時間に追われるふりをしているということもあるからです。
実際に仕事ができるわけではなく、段取りが悪くて仕事に時間がかかっているため、
「時間がない」という結果になっているということもあります。
彼らは、仕事ができるかどうかは別として、「常に仕事に追いまくられている仕事人間」であることをアピールしたいだけです。
見栄っ張りな人は、本当は自分に自信がありません。
そのため、自分の外側の姿を飾り立て、それを人にアピールすることで、人から褒めてもらいたがっている人です。
自分で自分を認めることができないため、人からの賞賛を過剰なまでに求めてしまうのが、見栄っ張りな人です。
本当は、人一倍コンプレックスが多い人であるとも言えるでしょう。