何も言葉を発しなくても、目の力だけで相手に強い印象を与えることができる人がいます。
そういう目力の強い人にはどんな特徴があるのか、
どうして目だけで人に強い印象を与えることができるのか、見ていくことにしましょう。
1.ポジティブで心が強い
目力の強い人の共通点は、「心が強い」ということです。
人間ですからストレスを感じることは当然あります。
小さくないプレッシャーを感じることもあるでしょう。
しかし、ストレスを溜めこんで心が弱くなってしまったり、プレッシャーに負けてしまうということはありません。
ストレス耐性が強いわけですが、そのもとになっているのが、ものごとをポジティブに捉えるという特徴でしょう。
万事、プラス思考ですから、たとえプレッシャーを感じたとしても、それをむしろバネにして、良い結果を出すことができます。
また、前向きな性格であるため、ストレスもじょうずに解消していくことができます。
目力の強い人は、その目の輝きによってオーラを感じさせるのですが、そのオーラの元になっているのが、
心が強く、ポジティブにものごとを捉えるという心理的特徴と考えていいでしょう。
2.自信家で自己主張が強い
自信家というのも、目力の強い人の特徴です。
例えば、職場に仕事が他の人よりもできず、いつも上司から怒られてばかりいるような人がいたとしましょう。
そういう人は、仕事に関して自信がありませんから、職場にいるときにどうしてもおどおどした表情になってしまいがちです。
そんな人に強い目力が生まれるはずがありません。
強い目力を持つためには、「自信」が必要です。
仕事に対する自信、勉強に関する自信、スポーツなどのスキルに関する自信、
あるいは容姿に関する自信など、なにかについて強い自信を持っていることが、
強い目力を生むための必須条件と言っていいでしょう。
そのように自信を持った上で、自分の強く主張しようとするのが、目力のある人の特徴です。
対面した時に、目に力を感じるのは、その人が自分をアピールしようとしているからにほかなりません。
「自分のことを見てくれ」という強い意志があるからこそ、目に力があるように、相手には感じられるのです。
自信家である上に、自己主張が強いこと、これも目力のある人の特徴です。
3.相手の目を凝視し、自分からは目をそらさない
「この人は目力があるな」と感じるのは、その人が自分をじっと見ている時でしょう。
つまり、人に目力を感じさせるには、その人の目をじっと見る必要があるわけです。
しかし、多くの人は、人とじっと見つめ合うと、間がもてなくなって、つい視線をそらしてしまうものです。
先に視線を逸らした人は、相手よりも目力があるとは言えません。
相手がそらすまでじっと相手の目を凝視できること、人と見つめ合ったときに、自分からは目をそらさないことが、
目力の強い人の特徴と言っていいでしょう。
4.目が大きい
ぱっと見た時に目にインパクトがあるというのも、目力がある人の特徴です。
わかりやすい例をあげましょう。
目力の強い有名人の一人に、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんがいます。
彼は多くの俳優の中でも特に目に力があると言っていいでしょう。
普段からそうなのですが、特に歌舞伎独特の演技術である「見得」「や「にらみ」をする時、そのインパクトは最大級のものになります。
最も目力が強くなるわけですが、それは「目が大きいから」にほかなりません。
物理的に目が大きい方が、目力が強くなります。
海老蔵さんは、ふつうにしていても大きい目を、歌舞伎の演技術によってさらに大きくして、目力を強めていると考えていいでしょう。
目が大きいこと、これも目力のある人の特徴です。
5.健康
どんなに目が大きく、自信家で自己主張が強くても、病気になって寝込んでしまうようなことがあれば、
その目の力は失われてしまいます。
目力というのは、内面に精気や活気が満ちていてこそ生まれるものです。
不健康な人の目には、そうした力は生まれません。
つまり、健康であるということも、目力のある人の特徴と言っていいでしょう。
目力のある人の主な特徴を5種類紹介しました。
「自分も目力を強くしたい」と思っている方もいるでしょう。
意識の持ち方や努力で、目力を強めることは可能です、参考になさってください。