自尊感情が高い人の特徴3個

最終更新日:2018年1月17日

世の中には自尊感情が高い人と低い人がいて、自尊感情が高い人ほど良い人という印象を受けがちです。

そこで、自尊感情が高い人の特徴とは何か、色々な共通点を合わせて紹介します。

1.幼少期の教育が良い

自尊感情が高い人は、しっかりとした考え方の持ち主でもあり、その考え方ができるだけの教育を受けていた可能性が高いです。

人間の考え方の基礎は、幼少期の生活環境や教育などでほとんどが決まり、青年期から成人にかけて熟成されたり衰退したりします。

その為、幼少期に良い教育を受け、成長の過程で衰退させなかった人は、自尊感情が高い人になる可能性が高く特徴の一つです。

また、生活環境とは裕福か貧困かではなく、人間として大切な価値を学べる環境かどうかが重要なため、裕福な家庭で育ったから自尊感情が高くなるとは限りません。

しかし、格差社会が濃くなっている日本では、裕福な家庭で育った人ほど良い教育を受けられる可能性は高く、貧困家庭で育った人より考え方のしっかりした人になりやすい傾向はあります。

あるデーターでは、小学4年生くらいから家庭環境の違いによって学力に差が出始めて、年齢を重ねる毎にその差は大きくなります。

2.プライドが高い

自尊感情が高いということは、自分自身の力を自分で認めていることでもあるので、プライドが高いという特徴があります。

しかし、人間はプライドを持つことも大切なため、プライドがあるからこそ自尊感情をできるとも言えます。

今の自分は本当の自分ではないと考えられる人は、前向きに前進して目標達成に向け努力するため良い生活を送る人になりやすいです。

逆に、自尊感情が低いと向上心も低いため、後ろ向きな行動をしがちで悪い結果を出しやすい傾向があります。

プライドが高いと、自分はこんな生活はしたくないと思ったり、良い洋服を着たいなど自分を磨くための方法を選ぶので、必然的に自尊感情が高い人になります。

また、プライドの高さは生まれつきの性格が左右しますが、生活環境や生きて行く中での結果によって、プライドが高い人でもプライドが低くなる場合があります。

3.自分を良く知っている

自尊感情が高い人は、自尊心が強いだけではなく自分を良く理解している人が多く、特徴的な部分と言えます。

身の丈を知るという言葉があるように、自分に合わせた行動や生活をすることが大切で、自尊感情が高い人ほど自分に合わせることができます。

自分を良く知ることは、最適な行動をするためのポイントにもなり、自分を知っているからこそ目標に向けて適切な行動がとれます。

自尊感情が低い人は、自分を知らないか知ろうとしないケースが多く、自ら身を滅ぼす行動を取りがちです。

犯罪者は自尊感情の低い人が多いと言われていて、自分を分析しない結果として犯罪に手を染める人がほとんどです。

例えば、自分に合ったお金の使い方をしないと、借金をしたりそれでも足りないと返済できる見込みのない借金を作ります。

その結果として、悪い選択を選ぶことになり犯罪者になる場合があります。

自尊感情が高い人は、自分を大切にして自分を良く知っているという特徴があるので、自分自身が悪い立場や環境になることを嫌い、そうならないための生き方を送ります。

その為、自尊感情が高いか低いかによって、人の生き方に違いが出てきます。

自尊感情が高い人は良い特徴が多いものの、良い人かなと疑問を感じる人もいると思います。

しかし、自尊感情が高い人は集団行動をすることの必要性や、社会に適応する大切さなどをわきまえているので、変な人や浮いた人に見られることはほとんどありません。

自尊感情が高い人ほど良い生き方ができるため、いつでも自分に価値を感じ胸を張って生きることが大切です。