いるだけで場を和ませてしまう天然ボケな人。
このような人がいるだけでその場の雰囲気はずいぶん変わってきます。
集団のムードメーカーともいえる天然ボケな人の特徴についてご紹介していきます。
1.本人的にはいたって真面目
「天然ボケ」と呼ばれる人々は、結果的に笑いが生まれているだけで、自分でボケているという自覚がありません。
本人は真面目に物事に取り組んでいるつもりでも自然と周囲を笑顔にさせてしまうのが天然ボケという存在です。
普段から性格的には純粋で真面目な人が多いため、
人に好かれやすかったり親しみやすいという特徴も持っています。
またミスや勘違いが多くても普段の性格から本人に悪気がないことを理解されているため、
寛容な目で見てもらえる人柄であるとも言えます。
2.性格に表裏がない
天然ボケの人は普段から性格に表裏がない人が多くいます。
普通の人は多かれ少なかれ表の顔や裏の顔を持っているものですが、
天然ボケの人にはそのような人が少ないのです。
それによってより人間味が浮き出るようになり、その人独特の考え方やものの見方が際立つことで、
結果的にその人のことがよく分かり、親しみやすくなります。
人は大人になると無意識に自分を取り繕おうとするものですが、
そのような考えがなく打算的な部分が見えにくいことも天然ボケな人が好かれる要因です。
3.思慮が浅く見える
天然ボケの人はあまり深く考えず、思ったことをすぐに口にします。
率直な言葉で表現しようとすることは大人になるとはばかれる場合もありますが、
素直な反応や感想がときに喜ばれることもあります。
子どものような純粋さが、かわいく見えることも天然ボケの魅力のひとつです。
また、深く考えることのない天然ボケの人はあまり悩むこともありません。
たとえ悩んだとしても最終的には前向きな結論に達することが多く、明るい性格と言えます。
ポジティブな考え方で周りまで明るくしてしまうのが天然ボケの人の特徴でもあります。
4.思い込みが激しい
天然ボケの人は周りの人の意見に流されず、自分独自の考え方を持っていることも少なくありません。
また一度こうと決めたら周囲がなんと言おうと自分のやり方を変えない頑固な一面もあります。
ときに物事について間違った解釈をしてしまうこともあり、それが新たな天然ボケを引き起こす場合もあります。
勘違いやおっちょこちょいなどと表現されることもありますが、
そういった部分が際立ってしまうことが天然ボケの人の特徴とも言えます。
5.常人にはない発想を持っている
人は経験とともに考え方などが定型化し、型にはまってしまいがちですが、
天然ボケの人は自分の感覚のおもむくままに発想しているため、
通常の人では考えられない答えを出してくる場合があります。
テレビのバラエティ番組やお笑いの世界においては真面目にお笑いを考えて作っている芸人さんたちを尻目に、
天然ボケの人が一言で大爆笑をさらっていったりもします。
天然ボケの人の面白さを最大限に生かすには、その答えを引き出す司令塔のような人が必要なのですが、
並みいる芸人さんを押しのけて笑いをとる「天然」と呼ばれる人々は、
笑いの世界ではある種天才のような人と言えるかもしれません。
天然ボケの人は自分では天然ボケだと気がついていない人も多くいます。
また天然でボケているからこそ面白いのに、
自分は自発的に面白いことが言える人間なんだと勘違いしてしまう人もいます。
天然ボケを魅力的に引き立たすことができるのは、
それをうまく指摘して笑いに変えてくれる、またそれを笑ってくれる周りの人々です。
つまりは天然ボケの人を生かすも殺すも周りの環境が重要であるともいえます。