できるだけリスクを避けた生き方をする人、
手堅くしっかりした危なげのない生活を送る人のことを、堅実な人と呼びます。
身近に堅実な人がいて「自分もああいう生き方をしたい」と思っている方もいることでしょう。
堅実な人にはどんな特徴があるのか見ていくことにしましょう。
1.預貯金が多い
堅実な人生を送るためには、金銭的な余裕がなければなりません。
借金返済に追われたり、明日の暮らしに金銭的不安を感じているようでは、とても堅実な生き方はできないでしょう。
何をするにも、先立つものはやはりお金です。
ですから、堅実な人には「多くの金銭的蓄えがある」という特徴があります。
ただし、蓄えを増やすためにリスキーな投資や財テクはしません。
そのような、少しでもリスクがあるようなものには手を出さず、こつこつ預貯金を増やしていくのです。
また、金銭感覚がしっかりしていますから、むだな買い物はしません。
少しでも大きな買い物をする時には、きちんと計画を立て、よく吟味をして、できるだけ安く手に入れようとします。
衝動買いやむだな出費をすることがありませんから、
堅実な人は自然に預貯金が増えていきやすいという特徴があると言っていいでしょう。
2.長期的なライフプランを考えている
堅実な人には、「早い時期からセカンドライフのことを考える」という特徴があります。
誰でも、ある程度の年齢になって、リタイアが近づいてくれば、老後のことを考えるようになるでしょう。
堅実な人は、それを考えるタイミングが、ふつうのひとよりもずっと早いのです。
老後のことを含めて、長期的な人生計画を考えます。
堅実でリスクのない人生を送るには、何といっても計画性が大切です。
行き当たりばったりな生き方をしたのでは、いつどんなリスクに遭遇してしまうかわかりません。
そのようにことにならないよう、長期的なライフプランをしっかり考えているのが、
堅実な人の特徴ということになるでしょう。
3.堅実な人とつきあう
自分がいくら堅実で危なげのない生き方をしようと思っていても、
パートナーがリスキーな生き方をするような人であれば、堅実な人生ではなくなってしまうでしょう。
例えば、自分が倹約して少しでも預貯金を増やそうとしても、
人生の伴侶が浪費家やギャンブラーであれば、思うように蓄えを増やすことはできません。
パートナーのせいで、借金生活ということにもなりかねないのです。
そのような人生にならないよう、パートナーも堅実な人を選ぶのが、堅実な人です。
それは、人生のパートナーに限りません。
普段つきあう友人も、リスキーな人や生活ぶりが派手な人は避け、
できるだけ堅実な人とつきあうようにするのが、堅実な人の特徴ということになるでしょう。
4.健康管理に気をつかっている
いくら金銭的に余裕があっても、大病をして長い入院生活を強いられては、堅実な人生にはなりません。
また、しっかりした長期的ライフプランを立てていても、
大病をすることがあれば、計画通りの人生を送ることはできなくなるでしょう。
つまり、健康であることが、堅実な人生を送るために不可欠な条件です。
そのことをよくわきまえていて、常に健康管理に気を使っているのが、堅実な人の大きな特徴です。
5.夢と現実をはっきり分けて考えている
堅実な人も、人生に大きな夢を見ることはあります。
「大金を手にできたら、こんなことをしてみたい」というような空想をすることは、
手堅い人生を送る人にもあります。
しかし、「夢は夢」と考え、より手堅い現実を選ぶことができるのが、堅実な人です。
つまり、夢と現実をはっきり分けて考えることができるというのが、堅実な人の特徴ということになるでしょう。
堅実な人の特徴を5種類紹介してきました。
これらのことを実践すれば、堅実な人生を送ることができるということになります。
参考になさってください。