何をいっているかよく聞こえない、会話をしていてよく聞き返されてしまう、
こんな経験がある人も多いのではないでしょう。
このような原因は声がこもってしまっているからであり、声の悩みのなかでも、数多くの人が悩んでいます。
では、このような人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。
今回は、声がこもる人の特徴をご紹介していきます。
1.自分に自信がない
自分に自信が持てない、話す時の自信がない人は、声がこもってしまうことがよくあります。
メンタル面で不調になってしまうと、声にもその不調が反映されてしまうことが多くあるからです。
普段は問題ないけれど、緊張すると声がこもってしまう人なども、このような状況が原因だといえます。
誰しも自信がないことを話す時は、どうしても声が小さくなりがちです。
しかし、声が小さくなるということは、周りの人に聞いてもらいにくいことになります。
その結果として、「なんて言ったの」「もう一回お願い」などと聞き直しをされてしまうと、
ただでさえない自信が、更になくなってしまいます。
このような悪循環が起きると、更に声が小さくなり、声が更にこもってしまう、というような状態になってしまいます。
2.話す時の口が小さい
話す時の口が小さいと、声がこもってしまうことがよくあります。
口が小さいということは、口があまり動いていない状態ともいえます。
そうすると、声が外に出ていかず、小さな音量しか出ません。
小さな音量しか出ないということは、こもって聞こえやすくなってしまいます。
このような場合には、口を大きくあけることで解消される場合もあります。
声がこもるのは、音が出る範囲が小さいからであり、その範囲を大きくしてあげることで、声のこもりが改善されていきます。
3.滑舌が悪い
滑舌が悪い人は、声がこもってしまうことがあります。
滑舌が悪いということは、発した音が潰れてしまうともいうことができます。
すると、その人が何を言っているのかが聞き取りにくくなり、結果として声がこもっている、と思われてしまいます。
滑舌が悪い場合には一音一音がききとりにくく、はっきりとした言語として聞こえてくることがありません。
そのような場合には、聞いている人にとって、声がこもっている状態といえるでしょう。
滑舌が悪くて声がこもってしまうのであれば、滑舌が良くなるように練習してみたり、
一音一音はっきりと話してみる練習を行うといいでしょう。
一音一音はっきりと聞こえてくるようになれば、以前よりも声がこもらず、
しっかりと相手に伝えるように話すことができます。
4.相手に伝えようと思っていない
自分の言いたいことを相手に伝えようと思っていなければ、声がこもってしまいます。
相手に伝えようとするのであれば、大きな声で、はっきりと、わかりやすく話そうとするでしょう。
しかし、相手に伝える気持ちがないのであれば、声は小さく、言葉も曖昧な形で発せられてしまいます。
このようになってしまうと、相手はこもって聞こえてしまいます。
普段は問題ないのに、たまに声がこもりだす人は、意図的に声をこもらせている場合があります。
声をこもらせて、相手に自分の発言が聞こえないようにしています。
声がこもっている人の特徴にはたくさんありますが、改善したいのであれば、はっきりと大きな声で話すことです。
また、滑舌が悪いのであれば、ゆっくりと話してみるのもいいでしょう。
声がこもると言いますが、総称すれば、何を言っているのかが聞こえにくい状態のことです。
声がこもるのは少しのことで改善できるので、しっかりと相手に伝えることができるように練習してみましょう。