「好きな人と会えたりする機会があってうれしいものの、まともに話せなくなってしまう」とか、「本当は話せるかもしれないけどいつも不安」といった悩み。
ぜいたくといえばぜいたくですが、「このままではコミュニケーションが取れず、振られてしまうのでは…」と深刻になっている人もいます。
【特徴・方法】
1.会う機会の前に、運動する
人間には自律神経というものがあり、カンタンに言えば「交感神経優位」=緊張・興奮、「副交感神経優位」=リラックス・眠い等という二つの状態を繰り返しています。
可能であれば、好きな人との食事などの前にややきつめの運動をし、汗を流しておきます。
こうするといやでも「交感神経優位」になります。
そして、食事の頃には「副交感神経優位」状態となっており、これまた、いやでも多少はリラックスした状態で臨めるのです。
そこに食事が加われば、よりリラックスできます。
2.会う機会の前に、たっぷり食事をとる
こちらは逆バージョンですが、「まず食事をする」というデートなどではなく、水族館近くに現地集合、といったケースと分かっていれば、使えます。
お腹が満たされていれば、リラックス状態はある程度自動的に作り出されます。
少し眠気があるぐらいの状態で会うことも可能です。
食事後に気分が切り替わってくるタイミングは個人差もあるので、普段からチェックしてみましょう。
3.普段から、ビデオ通話アプリなどで話しておく
この方法が使えるかは、二人の関係性によります。
「リアルに会うと緊張してしまう」ということであれば、Skypeなどのソフトを使い、お互いの顔を見ながら、週に一度なり、三度なり会話してみるというものです。
特に女性は、良い声・素敵な声の男性に惹かれ、それだけに緊張してしまうことがあります。
こうしたものを使うと非常にクリアな声が聞えるので最初は大緊張かもしれません。
しかし家でリラックスした状態で声を聞き慣れてくれば、案外と早いうちから慣れてきて、リアルで会うことにさほど動じなくなることもあるでしょう。
4.友達と見つめ合ってみる
こちらは同性の友達などに協力してもらう方法です。
人間は約8秒ぐらい見つめられると、ほぼ自動的に緊張してきます。
たとえ全く気を使わない友達や、きょうだいであってもです。
このトレーニングをしてみると、案外ハードであることに気づきますし、意中の人が良く目を見てくるタイプであったとしても「8秒は見てこない」と気楽に構えられるようになります。
5.緊張感がイヤでも生じる習い事、趣味などをする
「発表会」などを伴う習い事をしたりするのも、普段から何かと緊張しやすい人では抜本的解決につながります。
楽器が得意ならミニライブやストリートで演奏している友達を作り、思い切ってライブやストリート演奏を目指してみたりもいいですね。
効き過ぎてしまい、あなたのキャラクターが変わってしまうかもしれませんが…。
学生さんであれば接客バイトやテレフォン・オペレーターのバイトをしてみる、だとかも良い方法です。
「そこまでしなくても…」と思うかもですが、好きな人に対してだけでなく様々な場面で度胸をつけたい人にはオススメです。
6.緊張を逆利用する、と考える
まだ関係性が浅い場合など、会うだけで、場合としては音声通話などをするだけでもドキドキする。
これは異性を意識しているなら、普通のことです。
もし相手がイケメン男子だとすれば、ちょっとソワソワしてデートに向かう女子、というぐらいが自然かもしれません。
相手も新鮮さを感じそうですね。
モテる女子+奥手男子などの組み合わせでも、奥手男子があまりにも緊張感のないムードでデートに向かうのはちょっとハタから見ても…ですよね。
「緊張し過ぎているぐらいでちょうどいい」と考えられれば、気持ちも楽になり「適度な緊張」へと変わる可能性があります。
緊張を取り除く方法は、いくつかあります。
今回は自律神経と「聴覚」「視線」に着目してみました。
適度な緊張感は特に恋の始まりでは良いスパイスですが、毎回あまりに強烈だとただのストレスになってしまいます。
具体的方法で解決しましょう。