恋愛感情が分からない人の心理的特徴。束縛されるのが嫌!

最終更新日:2017年11月3日

恋愛に依存するタイプの人間がいる一方で恋愛感情が分からない人というのも存在します。

そんな恋愛感情が分からない人の心理的特徴について説明していきます。

1.束縛されるのが嫌

アメリカの心理学者マズローは人間の欲望を5つの階層に分け下位の欲望が満たされないと上位の欲望を感じないと述べています。

だから生理的欲求、安全への欲求が満たされないと恋愛を含む社会的欲求と所属と愛の欲求は感じません。

ですが稀に社会的欲求を満たすことで愛の欲求は不要とする人や満たされていない状態でも恋愛感情が全く理解できない人間というのも存在します。

恋愛感情が分からない人の心理的特徴として束縛されることを嫌う人を挙げることが出来ます。

恋愛もマズローの解釈においては自己実現の一種と言えますが、会社に所属をしてバリバリ仕事をしている人、打ち込める趣味がある人はそちらで社会的欲求を満たしてしまい互いに束縛する関係に陥りやすい恋愛は回避する傾向があります。

束縛を嫌う人にとっては恋愛は自分を束縛するモノなので、何故他の人は恋愛関係を求めるのか分からないと言えます。

2.何も考えずに生きている

恋愛感情が分からない人の中には何も考えずに生きているという人も少なからず存在します。

日々が流れる様にぼんやりと過ぎていくタイプで、目標を持たずに半分隠遁生活をしているようなモノで変に達観しています。

だから恋愛に限らず全てにおいて物事が億劫で、出来るだけ面倒がない変化のない日々を求める傾向があります。

何かを自ら始めようという意思が弱く、自ら求めることを諦めてしまっている部分が大きいと言えます。

その背景には自分に自信がないからと失敗するのを恐れる心や過去に失敗したトラウマがあり傷つくくらいなら初めから諦めた方が楽だと思っているのです。

また自分と向き合い心を見つめ直すことを嫌いあえて何も考えない様にしています。

その結果として心が鈍感になり恋愛感情も分からなくなってしまっています。

3.余裕がない

心や経済的に余裕がないと恋愛はすることが出来ません。

例を挙げると日々の生活、毎日食べるお金すらない様な状態では恋愛なんて意識している状況ではありません。

実は近年は非社員雇用が増えて派遣やアルバイトといった安い賃金で働いている人が沢山存在します。

そんな人は自分の稼ぎで生きるだけでいっぱいいっぱいでその他のことに時間や労力をかけることが出来ません。

男性の生涯独身率が増えて5人に1人が一度も結婚出来ないまま独身で過ごしているのにもそんな非社員での雇用の男性が増えたことが原因の1つとして挙げられます。

女性の社会進出が進んでもまだまだ家庭を持つと大黒柱は男性といった意識が強いと言えますし、男性が女性をデートに誘うとデート代は男性側が持つといった認識を持つ女性がいるのでお金がないとデートも出来ません。

そして恋愛が出来ない状態が長く続くことで恋愛感情が麻痺してしまい分からなくなるといった人も存在します。

4.過去に酷い失恋をした

普通に失恋をしただけならまた新しい恋をすることが出来ますが、過去に恋愛をして酷い目にあった場合や傷つけられて嫌な目にあった人は再び恋愛をして同じ目に遭うことを恐れて恋愛感情が分からない状態になってしまうケースがあります。

これは防衛本能の一種で人と接することで得られる安心感を損なった結果安全への欲求が満たされていないので上位の欲求である愛の欲求を感じることが出来ません。

また本人自身が人との出会いを避ける傾向がありますし、アプローチされても頑なに断り恋愛関係に発展することはありません。

恋愛感情が分からない人の心理的特徴としては束縛されるのが嫌なので仕事や趣味などに没頭して他の欲求を満たすことで社会的欲求埋めようとします。

他にも全てを諦めて何も考えないようにしている人、時間やお金に余裕がなくて恋愛どころではない人なども特徴としげ挙げられます。

さらに過去の酷い失恋から防衛本能が働き恋愛感情を感じないケースもあります。