学生であれば発表、仕事であれば重要な会議やプレゼンなど、プレッシャーのかかる場面もでてきます。
緊張しなければ普段通りの実力が発揮できるのに、緊張のせいでうまくいかないこともあるでしょう。
このように、緊張してしまう人のほうが多いといえますが、なかには普段通りの実力が発揮できる人もいます。
では、このような人にはどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、プレッシャーに強い人の特徴を紹介していきます。
1.重要な場面だと考えていない
プレッシャーに強い人の特徴として、重要な場面だと考えていないといえます。
人が緊張してしまう理由に多いのが、重要な場面で失敗してしまうことを恐れてしまうためです。
失敗しないように、と考えることで余計に緊張してしまい、プレッシャーに負けてしまうです。
一方で、プレッシャーに強い人に多いのは、重要な場面だと考えていないことです。
普通の人であれば緊張するような場面であっても、日常の一部分だと捉えています。
そのため、重要な会議などでも普段と何も変わらないと考えているので、プレッシャーをあまり感じていません。
プレッシャーに強い人は場馴れなどの影響もあり、重要な場面だと考えていないのです。
2.緊張を楽しみに変えることが出来る
プレッシャーに強い人の特徴として、緊張を楽しみに変えることが出来る人だといえます。
普通であれば緊張はパフォーマンスを低下させてしまうものであり、失敗を防ごうという考えをしてしまいがちです。
そのため、緊張する状況で楽しもうなどは思うことはできず、無難にやり過ごそうと考えるのが一般的だといえます。
しかし、プレッシャーに強い人に多いのは、緊張を楽しみに変えることが出来るということです。
緊張する場面というものは重要な場面が多いのですが、重要だからこそ自分の力を発揮しようとします。
例えば、スポーツなどの大会であれば練習の成果を発揮する場面、重要な会議であれば自分の脳力をアピールする場面、というように考えることができます。
このように前向きに考えることができる人は、無難にやり過ごそうではなく実力を発揮しようとするので、これまでの努力を披露しようと楽しむことができます。
3.入念な準備をしている
プレッシャーに強い人の特徴として、入念な準備をしています。
入念な準備をすることによる効果として、普段通りにすれば問題ないという安心感が生まれるためです。
プレッシャーに負けてしまう理由に多いのは、成功ではなく失敗が頭に思い浮かぶためです。
そのため、準備が満足にできていない人、練習が不十分な人は、プレッシャーに負けてしまう事が多いのです。
一方で、入念な準備をした人は、普段通りにすればいいという安心感があります。
何度も練習をした、失敗することはないという自信は、成功するために非常に重要です。
また、成功しようと考えるのではなく、失敗はないと考えるだけでも心持ちは大きく変わり、とりあえず最悪の事態だけは避けることが出来るという安心も生まれます。
このように、入念な準備をすることはプレッシャーに負けない原因に繋がり、この準備ができていればいるほど、プレッシャーに強くなることが出来るのです。
まとめ
プレッシャーに強い人の特徴として、失敗することを考えていない人だといえます。
失敗は物事を成功させるために邪魔なものであり、失敗するという気持ちはプレッシャーになります。
そのため、プレッシャーに強くなるためには、いかに失敗する可能性を下げるかだといえるでしょう。
多くの人は成功よりも失敗に目がいき、その失敗がプレッシャーの原因です。
失敗の可能性を減らし、成功することを考えることの出来る人間が、プレッシャーに強い人です。