出会いがあれば別れはあるものです。
残念ながら合わない相手だと判明した場合、上手に別れましょう。
まったく傷のない別れというのはあり得ませんが、傷を糧とし、最終的にお互いにとって前向きな結末になるように上手に別れましょう。
1.彼女が理屈の通じる相手だったとき
彼女が理屈の通じる相手だったときは、お互いが納得してお別れできるように努力しましょう。
理由のわからない別れというのは、相手にとってトラウマになってしまうかもしれません。
別れの告知が、相手の存在自体を否定していると受け取られては、相手が可哀想です。
別れるに至った理由があり、また、彼女にも人間として良い部分はあったはずです。
きちんと会って、お互いに言いたかったことを言い合いましょう。
「なぜ別れに至ったのか」ということをきちんと説明できるように、あらかじめ何を言うか準備しておくといいです。
また、話の通じる女性との別れは、できれば対面で、だめなら電話で行いましょう。
頭の回る彼女だった場合、適当にメールやLINEで済ませようとした場合、その文章を友人間で晒される可能性もあります。
相手との間にしこりを残さないように話し合って、言いたいことを言ってスッキリして、最後は爽やかに別れましょう。
別れの理由を伝えることイコール相手を罵倒することでは決してないので、感情的に言葉をぶつけるのではなく、冷静に話をしてください。
2.彼女がメンヘラの場合
彼女がメンヘラで、別れを切り出すことで危険が生じる可能性がある場合は、上記のような方法は不可能です。
メンヘラの対処法としては、相手と話がかみ合うという期待をしないことです。
相手は独自の世界観を持っていますから、こちらの言葉が通じないことがほとんどです。
手紙やメールも、その言葉がどのように受け取られるかわかりませんから、気をつけましょう。
下手な言葉が相手の逆鱗に触れては、あなたの大切な人が傷つけられるかもしれません。
できれば、まずあなた自身とあなたの大切な人達の安全確保を最優先にし、彼女と接触しないようにしましょう。
メンヘラは、相手の面影に接触すると、よけいに執着してしまう可能性があります。
SNSのアカウントも、できればアカウントごと消去し、彼女がアクセスしてあなたのことを思い詰めないようにしてあげたほうがいいでしょう。
距離と時間を空けることで、彼女の興味の対象が他に移るという可能性もあります。
彼女に別れを伝えるのは、自分と周りの人への危険性がなくなってからでいいです。
もしくは、状況によっては理由は伝えずにフェードアウトしたほうがいいこともあります。
どうしても危険なときは警察にも相談しておきましょう。
3.それぞれの未来に進むために
いずれにせよ気をつけたほうがいいのは、別れ話をするために会ったときや、最後の逢瀬のタイミングで、勢いにのって別れようとする相手と肉体関係を結んでしまわないことです。
切なくなって勢いで性行為をしてしまった場合、きちんと別れの話し合いができず、ズルズルと付き合い続けることに繋がります。
また、感情的な状況で性行為をすると、避妊を忘れてしまうこともありがちです。
最悪の場合、別れを望んでいた相手を妊娠させてしまい、上手に別れることが不可能になってしまいます。
「別れてしまう前に、最後に一回だけ」というのは、ロマンチックに思えるかもしれませんが、今後新しいパートナーと付き合いたいと考えるのであれば、その相手との未来のためにも、理性を失わないようにしてください。
相手のタイプ別に対処法を述べました。
上記のことをする前に、最後にあなたに確認しておきたいのは、「本当に別れてしまっていいのか」ということです。
一度別れた場合、相手は他の男性と結ばれる可能性があります。
男性にとって特に、それは取り返しのつかないことですから、よく考えてから別れを実行してください。