知的な男性の特徴。プライドが高く騙されにくい!

最終更新日:2018年4月15日

知的な男性には、どのような特徴が見られるでしょうか。

基本的には良い特徴が多いと思われますが、注意したい点などもあります。

1.感情的に話すことが少ない

知的な男性は、感情に任せた思考よりは、合理的な思考を好みます。

万が一、誰かと意見が衝突した場合でも、どのような点が衝突しているのかをまず探り出そうとし、当たっている理由は何かなどを冷静に考えます。

感情に任せ、短絡的に口げんかをしたりすることは、非常に少ない・ほぼ無いのが知的な男性の特徴です。

2.エンターテイメントを楽しめないところがある

知的な男性では、例えば一般に面白いと評価される映画を観ても、「この映画は、要するにこのような狙いで作られている」などと、楽しむことより分析を優先する傾向があります。

テーマパークなどに行ったとしても、「人間のこのような心理を刺激しようとして、このアトラクションは設計されている」など、背景を読むことを重視し、その場でとりあえず楽しむことが苦手な傾向を持っています。

しかし、そのような男性ばかりではありません。

「無邪気に楽しむときは、無邪気に楽しむ」といった「モード切替」ができる人こそ、真に知的な男性であるとも言えます。

3.画一的な価値観にとらわれない

知的な男性は、いわゆる「世間の常識」にとらわれない傾向があります。

「お金がないよりはある方がいい」、「話が下手であるよりは上手い方がいい」、「オシャレであるのが好ましい」、時としては「料理がまずいよりは美味しい方がいい」「病があるより健康である方が良い」といったことにすら、知的な男性は疑問を持つ傾向があります。

しかし、だからといって常日頃から奇想天外な行動・言動をとって目立つなどのことには、つながりません。

心の内で納得しているかはともかく「世間の常識」を読み取る能力にもまた、長けているのが知的な男性です。

それら常識に合わせつつ、内心で「とらわれない」考え方を持っているのが彼らの特徴です。

4.プライドが高い

知的な男性は、様々な場面で高評価を受けてきていることもあり、自尊心が高くなりやすいものです。

このため、どうしても他者を見下したり、内心でばかにするような傾向を持ちやすくなります。

しかしながら、そのような心持ちがあるからといって、常に他者をばかにするような言動を取るかと言えば、必ずしも、そうではないものです。

「そのような言動自体がばからしい」と考える知性を持っているからです。

けれども尊大な知的男性もいるもので、このあたりは個人差も大きい部分です。

自己承認欲求が強いのではなく、「そもそも、ある程度自分が承認されるのは当たり前」といった考えを持つ知的な男性も多く、何らかの事情で仕事や人間関係が上手く行かなくなった際などには「なぜ自分が認められないのか?」と静かに憤ることもあります。

5.一定レベルに達しない人間は、相手にしない

プライドとも多少関連しますが、知的レベルの高い男性は、ある程度の知的レベルに達しない人の話をまともに聞かない傾向にあります。

聞いているような様子を見せていても、実際には聞いていないのです。

どれも自分の知っていることであったり、結論が容易にわかる話であったり、あるいは論理性がない話であったり、と判断するため、そのような傾向となります。

嫌な言い方をすれば「時間の無駄にすぎない」と考えていたりするのも彼らの特徴です。

だからといってトラブルを起こしたりしないのも知的な男性なのですが、「相手にされていない」というムードを感じる場合は、あまり深入りしないほうが賢明かもしれません。

6.倫理的である

知的な男性は、ある程度まとまった倫理観を持っているものです。

これは、論理的な考え方から生じてくるものです。

「無用に人間が苦しむのは好ましくない」であるとか、「些細な楽しみのために、他者を苦しめるのは、倫理的行動ではない」などの考えを持つのも、知的男性に多い傾向です。

中には、「自分さえ楽しければ、他者が困ったところで問題ではありません。皆がそう考えれば済む話である」など、変わった倫理観を持つ知的男性もいますが、ごくごく少数派と言えるでしょう。

知的な男性(女性も)は、犯罪を犯す確率も低いというデータがあり、世界的に共有されています。

犯罪とまでは言わずとも「悪いこと」をしない人が多いのも、知的な男性の特徴です。

7.「騙される」ことが滅多にない

知的な男性は、「騙される」ことが滅多にありません。

相手が何を考えているのか見抜く能力に長けているからです。

このため詐欺被害などに遭うこともまずありませんし、周囲の人が何者かに騙されそうなときにも、直ぐ気づいて指摘する能力を持っています。

しかし裏を返せば、女性が何を考えているかなども見抜く能力があるため、恋愛などにおいて、知的な男性はなかなか落としにくい、というような解釈もできます。

モテる男性も女性心理を見抜くのがうまいものですが、またそれとは違う「分析力」「疑り深さ」を持っているのも知的男性の特徴です。

8.ユーモアセンスがある

これはちょっと意外かもしれませんが、ユーモアセンスと知性には深い関わりがある、という心理学的研究も多くあります。

知的な男性はものごとの見方が多角的であり、一般には思いつかないような発想を持っていたりするもので、それが笑いにつながることも多くあります。

学歴・職歴などからしてあまり「知的」に思われない男性であっても、話がとても面白く、話していて全く飽きないような男性は、知的であると言えるでしょう。

9.マルチな才能を持っている場合がある

知的男性というと、ステレオタイプなイメージとしては、「難しい書物が好きでメガネが似合い、ちょっと神経質で、色白、あまりスポーツなどはしない」といったものもあります。

しかし、このようなイメージを持ってしまうと、ちょっともったいないものです。

スポーツや音楽、人付き合いが上手い、などの才能も併せ持っている知的な男性も数多くいます。

「知的能力が高い」ということは、自分がどのようなことに力を注ぐべきか判断する能力も高い、ということです。

知的な男性には、様々な特徴があります。

「人間の持ちやすい、好ましい特徴をほどよく合わせ持っている」、という表現もできるかもしれません。

必ずしも良い特徴ばかりではないのですが、一般に言って知的男性と親しくなって損になることは、それほどないと考えられます。

もちろん、恋愛や結婚においては、知的であるかどうかは、一つの基準に過ぎないでしょうね。

相性もやはり大切です。

ともあれ、友人程度であれば知的な男性と知り合っておくと何かと良いことがあり、学びにもなることでしょう。