好きな人との電話は、とても楽しいものでしょう。
会話が途切れない間柄なら、それこそ何時間でも話していられることもありますね。
恋愛初期などは「ちょっとした事務連絡」さえもうれしく感じたりするものです。
しかし、注意点もいくつかあるんです。
【特徴・方法】
1.相手の都合をきちんと考える
突然真夜中に電話したり、相手が電話を切りたそうな口調になっているのに無理に続けたり…。
こういった「相手の都合を無視した電話」は、嫌われる原因にもなってしまいます。
これは当然というか一般的マナーですね。
親しい仲とは言っても、最低限のルールは必要です。
「夜更かしなので深夜1時半ぐらいまではかけてきていい」とか、「夜22時前後に仕事の電話をすることがある」だとか、「一回メールしてもらって、かけ直す方がいい」など人それぞれの都合・事情があります。
最初の1-2回は良いとしても、ある程度電話頻度が高いようなら、二人の間で大体のルールを作って電話しましょう。
2.電話特有の疲れ方を頭に入れる
食事をしながら2時間話す、街を歩きながら1時間話す、…こういったことと電話では、同じ時間でも電話のほうが疲れる気がしませんか?電話は、基本的に「話し続けなければならない感覚」になりますね。
食事をしていれば30秒ぐらい沈黙があっても普通ですが、電話でそうは行きません。
また、街を歩いているなら「お、あのビル面白い形だな」とか「うわーあのお店オシャレすぎて入れない(笑)」とか、周囲の環境から自動的に話題が入ってきます。
ところが電話ではそれがありません。
ある話題が出たならばそれについて一定程度話し、話題を変えるなら変えると示す必要があります。
これが電話特有の疲れになります。
「電話特有の疲れ」を考慮しておくと、相手も自分もストレスがたまりにくなります。
3.ものを食べたり飲む場合、状況に応じて一旦切る
電話機を通じて、ものを食べる音や飲みものを飲む音が聞こえると、一般には非常に不快なものです。
たとえ好きな人でも、ちょっと微妙ですよね。
おしゃべり好きなカップルでは、お腹がペコペコになるまで話し続けてしまうことなども珍しくありませんが、どうしても何か食べたいときは、その旨を告げて一旦切るのも大事です。
ドリンクあたりは微妙ですが、「コーヒーとか飲みながらでも良い?」「そんなん全然気にしないよ」などと一回確認しておけば、以降、相手に不快な思いをさせることにはなりません。
4.悩み相談のし過ぎに気をつける
そこそこ親しくなってくると、電話では「この間こんなことがあって…」などと悩み相談になることも少なくないですね。
しかし、これもちょっと気をつけたいものです。
女性の会話は、「結論が出たら終わり」ではなく何度も同じ話題が出たり、以前話して解決したはずの悩みがまた出てきたりも良くありますね。
かなり女性慣れしている男性では辛抱強く聞いてくれますが、そうでもない場合「要はどういうことなんだよ…俺は何を言ったら良いんだよ」といった気分になってしまう男性もいます。
一方、男性サイドから考えると、あまり電話で相談しすぎていると「頼りない」という印象も与えてしまうものです。
もっとも、「これは」という大きな悩みを思い切って打ち明けると、女性の母性本能に影響し、仲が深まることは考えられます。
5.デート前日の長電話には注意
面白い注意点ですが、案外と無視できないのがこれです。
「明日は朝からデート」といったとき、前の晩に長電話をしてしまうと、二人して寝不足になりデートが楽しめないということがあります。
笑えるようで案外笑えない事態ですよ。
6.「電池が切れそうだから」はときにNG?
スマホの電池が切れてしまいそうになり、電話を終えるのは、外出先では仕方がないことです。
しかし家では…?アダプターにつなぐ、固定電話を使うなどすれば回避できることですね。
ちょっとした電話ならともかくとして、前もって「今度電話で相談したいことがあるんだけどさ」などと言っておいて、20分ぐらいで「電池が切れそうだから…」ではあまりにも身勝手で、相手を軽視している印象を与えます。
7.お手洗いの気づかいを忘れない
長電話になりがちなカップルでは、お手洗いという生理現象が起きてしまうことも避けられません。
この点はお互い気を使いましょう。
無理をして、我慢したまま電話を続けてしまう人もいますが、それよりは気分一新で電話し直したほうが良いはずです。
そう言いづらい場合は「5分ぐらいちょっと用事があって」とでも言えば良いことですね。
男性サイドとしては、「何か今日長くなりそうだけど、お手洗いというか、そういうときは遠慮なく切って」と伝えるような気づかいをしたいところです。
8.お酒に注意
電話をしながらお酒を飲むと、つい量が増えてしまう人もいます。
その勢いで、思わぬ失言をしてしまうなども考えられます。
これは避けたい事態です…。
また、一方だけがお酒を飲んでいると、たとえビール程度でも相手からすれば「酔っている人」という印象になります。
あまり良いものではありません。
もしお互いに飲みながら電話するなら、ビール程度にとどめておくのが良いでしょうね。
そんなに神経質になることはありませんが、特に長電話が多くなる間柄では、電話特有の注意点をチェックしておいて損ナシです。
遠距離カップルなどでは、どうしても長くなりがちですしね。
「電話で印象が良くなることもあれば、悪くなってしまうこともある」そう心がけておくと、好きな人との良い関係がキープできるでしょう。