世話好きな人の優しい特徴4個

最終更新日:2017年2月4日

自分のことしか興味がない、行動に移さないという人もいれば、

積極的に人のことまでお世話する世話好きな人もいます。

世話好きな人が身近にいるだけで心強く感じたり、頼りに出来たりと、頼もしい存在でもあります。

そんな世話好きな人に見られる特徴を今回はご紹介します。

1.人から感謝されることが嬉しい

世話好きな人を見て、「よく他人のことまでできるな」と感心することがあるでしょう。

自分にとって何のメリットもないと感じる人であれば、世話好きな人の行動はあまり理解出来ないもの。

ただ、世話好きな人はそこから得られるメリットを考えているのではなく、感謝されたいという気持ちを持っています。

「私が○○してあげているんだから見返りをちょうだい」という意識ではなく、

「ありがとう」「助かったよ」と言われることが単純に嬉しいのです。

人から感謝されることだけを目的としており、それ以上に物や見返りを求めません。

純粋な気持ちと、人から得られる感謝の気持ちを得ようと、世話好きになっていることが考えられます。

2.放っておけない性格

見た時に危ないと感じることがあったり、「もっとこうすればいいのに」と思うことがあったりすると、

黙って見ているだけではいられなくなり、反射的に体が動いて世話を焼いてしまいます。

このように行動に移してしまう人は、せっかちな人、心配性な人、自分を過信している人などに見られる為、

時に人から「頼んでないのに」と思われてしまうことも。

そのお世話が、余計なお世話になってしまうこともあり、放っておいてほしいという思いから、

その人と距離をとってしまう人もいるでしょう。

ただ世話好きな人は、単に「自分がやった方が早い」「効率が悪い」と思って手助けしている感覚なので、

それを否定してしまうと傷ついてしまうこともあります。

3.長男長女という立場の人

下に兄弟がいる、自分が一番上という環境で育った人は、世話好きな人に成長することが多いです。

「お兄ちゃんなんだからやってあげて」「お姉ちゃんなんだから面倒見て」と言われて育っていれば、

それが当たり前の行動になっていきます。

日々自分が面倒を見たり世話してあげることが多いと、世話して当たり前、世話をしないといけないと義務的に感じる人もいます。

それが大きくなって大人になっても自分に染みついており、

誰に対してもまるで兄弟を世話するかのような感覚で行動に出てしまうのでしょう。

このように育った環境が影響して世話好きになってしまったパターンも多い特徴です。

4.ダメな人を好む

世話好きな人は、手がかかる人や何もできない人など、ダメな人を好む傾向にあります。

世話をすることが一種の趣味のような状態になっており、世話することで自分の存在価値を確かめていることもあります。

また、関わる人を自分がダメにしてしまうこともあるでしょう。

世話好きが影響して、「やってくれるだろう」という感覚を相手に与えさせてしまい、

努力をさせないでしまったり、頼られ過ぎてしまい、その人の成長を止めてしまうことがあります。

自分の良い所を世話好きな所を認識している人に限って、ダメな人を好んだり、

人をダメにしてしまったりと、悪い影響を与えてしまうことも。

時に本人にさせること、見守ることも大事であるということを、世話好きな人は学ぶ必要があります。

世話好きな人の周りには、色んなタイプの人が集まってきます。

共通して言えるのは、「この人なら頼れる」と思えることと、「自分が楽できる」と思えることが、

自分にとってのメリットだと捉えていることが多いです。

世話をすることが好きという人に自分のことを任せすぎてしまうと、いつしか依存するようになり、

その人無しではいられない自分になってしまうことも。

いざという時、切羽詰まっている時に助けを求めるくらいに留めて、自分自身で乗り越える力を育てることも大切です。