昨今、連れ去りやストーカーなど物騒な事件が多発しています。
日本の安全神話が崩れかけている今、危険を予知し回避する方法を知らなくてはいけません。
今回は“不審者”に共通する特徴を厳選してご紹介します。
家族やご自分の身を守るためにもぜひ参考になさってみてください。
1.サングラスやマスクで顔を隠している
不審者の特徴として第一にあげられるのが、サングラスやマスクで人相を隠しているということです。
悪事を企んでいる人は、自分の顔を周囲の人間に知られ覚えられてしまうことを極端に恐れます。
ですから日差しが出ていないのにサングラスや伊達メガネを用いて目元を隠し、冬場でもないのにマスクで口元を覆ったりするわけです。
顔の印象は記憶に残りやすく、犯人の特定にもつながりやすくなるため、不審者にとっては絶対に顔を見られるわけにはいかないのです。
また、髪型をわからなくするためにスキー帽のような帽子をかぶったり、マフラーで口元まで覆ったり、
暗がりに溶け込みやすいよう全身黒っぽい服装をしていることもあります(夜間)。
なるべく他人の印象に残らないようにするため地味な服装を好むのも不審者の特徴です。
2.挙動不審である
不審者は挙動不審です。
何らかの目的のために、特徴的な行動パターンを繰り返しているからです。
例えば、“幼児の連れ去り”目的でターゲットになる幼児を探している場合、幼児が1人でウロウロしていそうな場所を周回します。
それも、目撃者が極端に少なそうな場所に絞って周回します。
パチンコ店の駐車場や屋外トイレ、スーパーの出入り口付近、人通りの少ない閑静な住宅街などは連れ去り事件の多発する場所としてよく知られています。
ターゲートを見つけるまで何日も同じ場所をグルグル周回する傾向があるため、
「あの人、先日も見かけたけど一体何をしているのかな?」と感じるような人がいた場合は要注意です。
近所の住民でもなく、顔を隠したまま同じ場所を1人で何度もウロついている人物は間違いなく不審者にあたります。
また、自宅周辺や職場・学校周辺、帰宅途中で何度も同じ人物(全く面識がない人)に遭遇するような時はストーカーされている危険性が高いです。
最初は家の近くで見かけることがなかったのに、徐々に自宅近くで目撃するようになったり、
声をかけてくるようになったりしたら警察に相談しなければならないレベルです。
自分の身を自分で守るには、不審者が行動をエスカレートさせる前に止めさせなければいけません。
ですから、明らかに不審な行動を取っている人物がいたらすぐに警察や学校に知らせたり、
自治会に呼び掛けてパトロールを強化してもらうよう要請したりする必要があります。
3.不審なカバンや袋を持っている
近年、通りすがりの人を次々包丁で切り付けるというような無差別殺傷事件も多発しています。
しかし、多くのケースで犯人が最初から刃物を手にして通りをウロウロしていたことがわかっています。
この場合は、凶器が見えているため犯人から距離を取ることが可能です。
ところが、凶器がカバンや袋に入れられて隠されていた場合はどうでしょうか。
いきなり刃物を突き付けられた時、咄嗟に逃げることができる人は少ないはずです。
悪事を企んでいる人物は凶器を隠している場合があります。
顔をサングラスやマスクで隠し、中身の見えないカバンや袋を持って同じ場所を周回している、
もしくは(ターゲットを探して)キョロキョロしているような人には注意を払った方が良いでしょう。
尾行されていることに気がついたら、人通りの多い方向に走って逃げたり、スーパーなど目撃者がたくさんいるお店に逃げ込んだりするべきです。
さもなければ、いつ不審者が凶器を取り出してあなたに襲い掛かってくるかわかりません。
4.人と視線を合わせない
不審者の多くは正常な知能を持っているため、犯罪がやってはいけない行為であることがわかっています。
そのため、無意識下の罪悪感のせいで他人の目を直視することができなくなります。
つまり、視線を合わせることができなくなります。
「目は口ほどにものを言う」とは良く言ったもので、嘘つきや犯罪者は本当に他人の目を見て話しをすることができません。
その理由は「嘘や悪事」がバレるからです。
「この人、不審な行動を取っているな」と感じた時、警備員や警察官はまず声をかけて相手の反応を見ます。
その際、こちらの顔をきちんと見ながら会話ができれば不審者の可能性は薄く、逆に一言も喋らずサッと逃げたり、
明らかに視線を合わせずしどろもどろの回答をしたりするようなら要注意人物と位置づけされます。
そもそも、不審者は自分の顔や声を他人に覚えられてしまうことを嫌うので、ターゲット以外の人間に話しかけられたらすぐにその場を離れようとします。
ですから、「声かけ」は不審者に対して非常に有効な防犯対策と言えるでしょう。
不審者には様々な特徴があるため、一概にこうであるとは言えません。
不審者だと思っていたら、実は普通の人だったというケースもあります。
しかし、最も見分けやすい特徴がいくつかあるのは確かです。
常に顔を隠している、挙動不審、不審な手荷物(カバンなど)の携行、人と視線を合わさない、といった特徴は“普通”ではありません。
自分の身を守るためにも、これらの特徴に合致する人物を発見したら不用意に近づかないことをオススメします。
早めの防犯措置として警察や自治体への通報も有効です。
地域全体で防犯対策を強化することが不審者撲滅への大切なステップになるかもしれません。