やっていることは普通の人と変わらないように見えて、なぜか仕事が早い人っていますよね。
いったいどこが違うのでしょうか。
ここでは、どうしたら仕事が早くなれるのかとお悩みの方へ、仕事が早い人の特徴をご紹介します。
【特徴・方法】
1.机の周りが整理整頓されている
整理整頓、これは仕事を早くこなすための基本です。
もしも机の上が書類で山積みになっていたら、仕事を始めるのに必要な書類を探すだけでも時間がかかります。
ですから、仕事が早いと言われる人の多くは、常に机の上や引き出しの中を整理整頓しています。
それと使う道具です。
オフィスワークが中心の人はPCの画面がすっきりしていて動きも快適なはずだし、
工場で働く職人さんは自分が使う道具の整備を怠りません。
自分の仕事場の周りを整理整頓すること。
道具を使いやすいように整備しておくこと。
この2つは仕事の早い人の特徴だし、早くなるための条件です。
2.どうすれば早く楽にできるかを考えている
仕事が早い人は、請け負った仕事をどうすれば早く楽にできるかを考えます。
一番解りやすい例で言えば、1人でやるより2人でやれば、単純にスピードは2倍になるはずだし、仕事も楽になります。
また、仕事の早い人は手の抜きどころが解っています。
依頼された仕事の内容を理解し、重要な項目にポイントを絞って処理します。
仕事が早く終われば、次の仕事にいち早く取り掛かることができるため、益々仕事が早い人という評価が高くなります。
3.段取り8分仕事2分を実行している
仕事の早い人は仕事をするための段取りがちゃんとできています。
道具を使う仕事であれば、翌日の仕事がわかった時点で道具を揃えるし、揃えないまでも、何が必要なのか何が足りないのかを考えます。
当日の朝になって、道具を揃えたり、考えたりたりするより仕事が早いのは当然ですよね。
それから、その仕事を何時までに終わると目標を立て、仕事の手順を決めていきます。
ですから、仕事ができて早いわりには、それほど忙しそうな印象がないのです。
4.集中力がある
長時間仕事を続けると、集中力が散漫になって仕事の効率が落ちますが、
仕事が早い人は短時間に集中して仕事をするという習慣がついています。
人が物事に集中できるのは50分が限界とも言われるように、だらだら仕事をするとかえって効率が悪くなります。
また、毎日残業続きで帰宅時間が遅かったり、寝不足で体調が悪いと集中力に影響します。
自分で体調管理ができること。
これも仕事が早い人の特徴です。
5.仕事に優先順位をつけることができる
例えば、上司から3つの仕事を同時に依頼された場合、仕事が早いと言われる人は、
どの仕事を先にやればいいのか優先順位をつけることができます。
いくら、仕事を早く終わらせたとしても、出来上がりの順番が上司の考えと違っていたら、
「仕事が早い人」という評価にはつながりません。
仕事に優先順位をつけるためには、日頃から職場全体の仕事の流れを把握しておく必要がありますが、
上司の意図がはっきり理解できない時は「どの仕事を先にやりましょうか」とたずねるのも一つの方法です。
6.コミュニケーション能力が高い
仕事の早い人はコミュニケーション能力に優れていて、根回しも上手です。
時間がかかる仕事は一人で抱え込むのではなく分担してやろうとします。
また、仕事が早く正確なので人に頼られることが多く、職場のリーダー的な人が多いのも特徴です。
7.プライベートな時間を大切にしている
仕事が早い人は、趣味や家庭など、プライベートを大切にします。
ですから、退社してからのプライベートな時間を作るためには早く仕事を終わらせる必要があります。
それは同時に、仕事に対するやる気にもつながります。
つまり、「これが終わったら好きなことができる」という目標があるからです。
逆に仕事が遅い人は、仕事が早く終わったら遊びに行こうと考えます。
この辺が仕事の早い人と遅い人の大きな差ですね。
ここまで仕事が早い人の特徴を7つご紹介しましたが、今からでも真似できることばかりですよね。
仕事が早い人が特別な努力をしているわけではないことがお解りいただけたと思います。
机の上に書類が山積みの人はその整理から始めましょう。
まずは仕事が早くなるための環境作りが大切です。