自己否定的で消極的であり、いつも愚痴ばかりこぼしている人って居ますよね。
そんな人が近くにいると周囲も自然と暗い雰囲気になってしまいます。
今回はそんな愚痴っぽい人の特徴についてご紹介します。
1.感謝の念が足りない
日ごろから親がこれまで毎日満員電車に揺られて人間関係のストレスを抱えながら働いて学校に行かせて行かせてくれた、
そして毎日3食食べさせてくれたりお弁当を作ってくれたことなど、
両親の献身的な働きに対して感謝の念がなければ当然愚痴や不平不満が多くなります。
むしろ「いつのありがとう」という感謝の気持ちを抱くことが大切です。
まず、一番身近な存在である両親に対して感謝の思いを持つことが大切です。
今まで養ってくれた両親に対して不平不満ばかりこぼして、けんか腰になったりすると他の面においてもそれが表れます。
人格の形成は家庭が一番基本です。
それだからこそ両親に対して感謝の念を抱いて日ごろから良い関係を築くことが大切です。
2.自己嫌悪感が強い
例えば子供のころから親に何をやってもだめだと否定ばかりされたりすると自己嫌悪感が強くなり、
自分はだめなんだという気持ちになり、前向きな考え方ができなくなります。
そのようになるとこのような悩みを人に聞いてもらいたく思って、だんだん会話の内容が愚痴っぽくなってしまいます。
しかし欠点か多くてできないことが多いとしても長所もあるはずです。
例えば大人しくて無口な人は友達もできにくいかもしれませんが、反対に平和的で争いにまきこまれず、
そして芯が強くてこつこつと物事をやり遂げるという長所も兼ね備えている場合も多いです。
人の持つ特質も短所も長所になる場合も多いので、自分を卑下しすぎることなく、良い特質に目を向けてみることも大切です。
3.人と比べてしまう
自分にない特質や能力が身近な人に備わっているとどうしても私はだめなんだと愚痴ってしまう傾向があります。
例えば兄弟姉妹の間では特に顕著です。
例えば兄はスポーツができるが、私はスポーツは大の苦手であれば、どうしても兄と比べてしまって自分を卑下したり見失ったりしてしまいがちになります。
そして親しい友人にはそのことばかり話して愚痴っぽいと思われたりします。
しかし兄がスポーツができて自分はできなくても、スポーツができる兄よりも優れている面をさがすことです。
例えば兄と比べてスポーツができなくても勉強においては兄よりも優れているかもしれません。
そのことから兄は兄で弟は自分より勉強が得意なことにおいてうらやましいと思っているかもしれません。
自分は自分、人は人と割り切ることも大切です。
自分は自分で特有の長所や特技があります。
とにかく自分を見失わないことが大切です。
4.自分のおかれた境遇に満足していない
いちばんよくありがちなことは、自分の職場において給料や時間給が安いとか残業が多いなどといろいろと愚痴をこぼすことは多いと思います。
しかし人生にはパーフェクトというものはありません。
誰でも何らかの面で問題や悩みを抱えながら生きています。
例え給料が安くて残業が多くても、仕事があって給料を頂いているだけでもありがたいという積極的な気持ちになることです。
仮に給料の多いところに転職できたとしても、転職先には別の問題に遭遇したりします。
中には残業をしても時間給がつかない会社も数多くあります。
それどころか難病などで生死をさまよいながらなんとか生きている人も世の中には数多くいます。
それに上を見ていてはきりがありません。
自分のおかれた境遇や立場に積極的になり、前向きに考えることが大切です。
今回は愚痴っぽい人の4つの特徴について詳しく述べてきました。
愚痴っぽくなると自分自身の人生もつまらなくなり、他の人もそればかり聞かされるとだんだんとうんざりしてくるかもしれません。
そのような弊害を防ぐためにも、積極的な考え方を持って感謝の念を忘れずに自尊心を培うように努力することが大切です。